さんま

秋の風物詩の一つ、秋刀魚さんま)。食べる際は、塩やポン酢、醤油、大根おろしなどを使うことが多いだろう。

だが、実は「あるもの」につけると最高に美味しくなって…。


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■秋の風物詩の一つ

9日、東京・目黒で「目黒のさんま祭」が開催される。コロナの影響で2020年、21年と中止だったため期待が高まっている。

目黒だけでなく、全国各地で「さんま祭り」が行われており「そろそろ家でも食べたい」と思う人も多いのではないか。以前に比べると値上げしたとはいえ、さんまは依然としてたくさんの人に愛されている。


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■オリーブオイルが合う

さんまを食べる際、使う調味料といえば塩・しょうゆ・ポン酢が一般的だ。じつは、それ以上に合う調味料がある。

それは、オリーブオイルだ。ただでさえ脂の乗ったさんまと一緒に食べるとギトギトになると思う人もいるかもしれない。だが、意外にもさんまオリーブオイルの相性は抜群。

ビールはもちろん、ワインや日本酒などどんなお酒とも合う。この組み合わせは、記者行きつけの都内ダイニングバーの店主から教わった。この時期になると、ワイン好きの記者はそのお店で「さんま×オリーブオイル」で白ワインをがぶ飲みするのが恒例となっている。

■超簡単な作り方

さんま

「恒例レシピ」を、家で改めて作って紹介する。用意するのはさんまオリーブオイル、そして塩だけ。

さんま

さんまはスーパーで普通に売られているものを購入。焼く際、塩は振らなくていい。

さんま

弱火でじっくり時間をかけて焼くのがおすすめ。焼いている間、器にオリーブオイルを注ぐ。記者は香りが好きでエクストラバージンオイルを使っているが、普通のオリーブオイルでも問題ない。

さんま

そこに塩を少々入れてかき混ぜる。これで完成だ。


■お酒にもご飯にも合う

さんま

あとは、焼き上がったさんまの身をオリーブオイルにたっぷりディップして食べるだけ。噛んだ瞬間、さんまの脂がジュワッと口いっぱいに広がるが、オリーブオイルが不思議と後味をまろやかにしてくれる。

オリーブオイル独特の爽やかな香りで魚の臭いも軽減され、余計な調味料は使っていないのに、不思議とイタリアンな気分になる。

さんま

オリーブオイルが濃厚なので塩はほんの少しでいい。お酒はもちろんだが、ご飯にも合う。あまりにも美味しすぎて、さんま二尾とご飯2杯ガッツリ平らげてしまった…。

この秋、「さんま×オリーブオイル」の組み合わせぜひ試してほしい。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

さんまを食べる時… 「あるもの」につけるだけで最高にウマくなった