お札・札・札束・万札・大金

宝くじの高額当選によって億万長者になったものの、それが原因で大変な目に…。今になって「1等じゃなくても良かったんです」と嘆いている男性について、『The Sun』など海外のメディアが紹介している。


■息子のお金でくじを購入

インドで三輪タクシーの運転手として働いていた男性は、十分なお金を稼ぐことができずとても困っていた。

「こうなったらマレーシアに移住するしかない」「あっちで調理師として働こう」と考えいたなか、あるとき息子の貯金箱から小銭を取り出して宝くじを購入。するとまさかの1等が当たり、一瞬にして莫大な資産を手に入れた。


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■当選によって日常が激変

男性は宝くじが好きで、15年も購入し続けていたとのこと。一度も当たったことはなかったというが、いきなり幸運に恵まれて金持ちになった。

しかし当選について知った親族たちは、男性に「頼む、お金をくれ」と執拗に要求するように。またメディア取材を受けたことから多くの人に顔を知られてしまい、知らない人たちにまでお金を求められるようになった。

■1等当選を後悔するように

「こんなことになるのなら、1等当選なんかしないほうが良かった」「3等でも良かったんですよ」。そう話す男性の自宅には毎日多くの人がおしかけ、「お金をください」と懇願する。通りを歩いていても「くじ当選で金持ちになった人だ」と気づかれ、後をつけられることがあるそうだ。

そのため、子供が体調を崩しても病院に連れて行ってやることすらできない。当選金で借金を返済し家を建てる予定もあるという男性だが、「お金をくれ」とせがまれる生活はしばらく続きそうだ。


■「高額当選は秘密にする」約5割

Sirabee編集部が全国10〜60代の男女3,140名を対象に調査したところ、全体の49.9%が「宝くじが高額当選したら絶対に誰にも話さないと思う」と回答した。

宝くじで高額当選する確率はずいぶん低いが、可能性は確かにある。もし当選した場合は、トラブルを回避するためにも人には打ち明けないほうが無難かもしれない。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2020年12月11日~2020年12月18日
対象:全国10代~60代の男女3,140名 (有効回答数)

息子のお金で買った宝くじで超高額当選した男性 「3等で良かった」と心境吐露