義務教育で学ぶ英語などであれば簡単な読み書きは可能だったりするが、学んだことのない言語については見当もつかないこともしばしば。今、ツイッター上では「読めないはずなのに読める外国語」が話題になっている。
■「誰でも読めるはず」
多くの注目を集めているのは、ツイッターユーザー・ラテン語さんが投稿した1件のツイート。投稿には1枚の写真が添えられており、そこには見慣れない文字が並んでいる。
日本語でいうカタカナの「ロ」や漢字の「口」に似た文字が7つ並んでおり、投稿本文には「ある漫画のタイトルです」と画像のヒントがつづられている。同時に「ヘブライ語だけど、誰でも読めるはずです」と意外すぎるコメントも。
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■「なぜか読める」と話題
その他にも「(ヘブライ語は右から左に読みます)」とさらなるヒントも提示されていが、正解は何なのだろうか。意味深な投稿は、わずか数日で5万件を超えるいいねを獲得するなど大きな話題に。
なお、投稿には「ほんとうだ。なぜか読めた…」「頭の中に黄色のアフロが流れ込んで…」「子どもが小さい頃、アニメを一緒に見ていました」「なんだろう、鼻毛が関わってそうな感じがする」と答えにたどり着く人が続出していた。
■気になる答えは…
ある漫画のタイトルです。ヘブライ語だけど、誰でも読めるはずです。(ヘブライ語は右から左に読みます) pic.twitter.com/ZB6E7CJ1v5
— ラテン語さん (@latina_sama) September 29, 2022
既に答えが分かったという人も多いかもしれないが、この文字列の答えは独創的な世界観で人気を博す漫画『ボボボーボ・ボーボボ』である。同じ文字が並んでいた理由にも納得だ。
なお、ネット上では度々この手の問題で『ボーボボ』が解答に用いられることもあり、「全く読めないけど 恐らく『ボ』」「該当するの一つしかない」「写真見ただけでボボボーボ ボーボボ出てくるのバグだろ」と反射的に解答に辿り着く猛者も散見された。
■ヘブライ語の特徴は…
投稿主であるラテン語さんに今回の投稿に至った経緯を尋ねたところ、「私は漫画と外国語が好きなので、日本の漫画のタイトルが海外ではどんな風になってたか知りたくて調べたからです」と語る。
また、ヒントにもあったようにヘブライ語は日本語とは異なり右から左に書くらしく、「一般的にヘブライ語の文章は母音が書かれず子音だけの文字で表します」といった特徴を持つのだとか。本来なら読めないはずの言葉であるのに読めてしまう不思議。そんな、言葉の壁すら超える『ボーボボ』。さすがすぎる。
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