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(写真:アフロ

座り込み抗議が誰も居なかったので、0日にした方がよくない?》

10月3日、こうツイートしたのは“ひろゆき”こと西村博之氏(45)。同日は沖縄県に滞在していたのか、「新基地断念まで座り込み抗議 不屈3011日」と書かれた看板の隣で、満面の笑みを浮かべたひろゆき氏がピースをしている写真を添えた。

9月30日には歌手でタレント・あの(年齢非公表)が青森県ひろゆき氏とロケに臨む様子をTwitterに投稿するなど、現在は日本に帰国しているようだ。

ひろゆき氏が投稿した“ピース写真”に、《すごいいい笑顔!!!!》《この笑顔を守りたい》と反響が上がっている。

しかし、ひろゆき氏のアップした写真には「辺野古」といった文字も映り込んでいる。そのため、“座り込み抗議する人がいないことを揶揄している”と捉えた人もいたようで、大ブーイングが起こっているのだ。

《最低のセンスだな〜 久々に腹が立った》
《こういうの本当に悪質だよな》
《人間のなかに、同じ人間の苦しみと血の滲むような闘いを侮辱して、一欠片の想像力もなく嘲笑することのできる者がいるのだ、という驚きを改めていだく。「確信犯的」と言えばそうだが、笑うということの暴力性がこんなに明白になる瞬間もなかなか珍しいな》
《悔しくて涙が出る。ここに座り込み続ける人たちを嘲笑うようなことがなぜできるのか。こんな馬鹿馬鹿しいツイートになぜ何万も「いいね」がついてしまうのか。基地問題の本質は沖縄にあるのではなく、本土のこうした無知と無関心と冷笑にあることを改めて痛感する》
《沖縄の反基地運動を冷笑しにやってくる内地からの訪問者は、なぜ工事車両の搬入が行われない台風襲来時や日曜日、夕暮れ時を狙ってゲート前にやって来て「辺野古座り込み、誰もいなかった」と言い散らかすのか》

気軽に投稿したツイートが大炎上したひろゆき氏。だが、それでも強気の姿勢を貫いているようで……。

その後、「沖縄大学学生自治会」のアカウントから、《辺野古座り込み行動は、工事のための車両が来る9時、12時、15時に合わせて行われます。なので、次の日も座り込みをするために、夕暮れごろには誰もいないということはよくあります。辺野古のことを真面目に考え、報道する姿勢がある人なら、こんな無責任な発言はできません》とのリプライが寄せられると、ひろゆき氏はこう返したのだった。

《「9時、12時、15時しか居ません」と書いてくれないと、わからないですよ。誤解する人が増えないように、書き足しておいて貰ってもいいですか?》

すると、《俺にわかるようにしとけ?って?傲慢すぎる》《誤解であれば先のツイートは削除すべきでは?》と、さらに火に油を注ぐ状態に。

沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する座り込みの抗議行動は、『新基地止めるまで続ける』として継続されています。多くの指摘のツイートにもあったように現在は日時を決めて行われていますが、9月22日には14年7月にスタートしてからようやく3000日を迎えたばかり。

さらに、ひろゆきさんが投稿した前日に行われた大規模抗議集会『県民大行動』では、知事選で再選した玉城デニー氏(62)も参加し、『諦めず一緒に頑張っていきましょう』と参加者に呼びかけていました。それにも関わらず、自分が訪れた時に抗議活動をする人たちがいなかっただけで揶揄するのは、揚げ足取りと批判されても仕方がないでしょう」(全国紙記者)