ドイツの不動産専門家レオナード・マイヤー・ツー・ブリックヴェーデ博士の新たなベンチャー企業、建翔インベストメントグループはこのほど、在日外国人向け賃貸集合住宅仲介事業に進出することを発表しました。同社は2022年9月23日にアールテック株式会社から「Apts.jp」ブランド名で展開される仲介事業を買収しました。また同日、アールテック株式会社から首都東京の人口動態、賃貸住宅市場、不動産投資に関する独占的なデータベースを引き継ぎました。この買収により、日独のクロスボーダー不動産取引の卓越した拠点(CoE)を自負する建翔インベストメントグループの中核事業が強化されます。建翔のCEO兼創設者のレオナード・マイヤー・ツー・ブリックヴェーデ博士は「これにより、日本の住宅物件の価値の変化をさらに精緻に評価し、投資家の皆さまにお届けします」と述べています。

建翔インベストメント表取締役社長 レオナード・マイヤー・ツー・ブリックヴェーデ博士


建翔インベストメントグループはドイツの機関投資家の資金を日本の住宅用不動産に投資し、日本の投資家によるドイツや欧州への参入を支援しています。今回の外国人向け住宅仲介事業の取得は、日本の住宅用不動産の賃料および価格動向をよりきめ細かく捉えることを企図したものです。「住宅リーシング市場に積極的に参加することにより、当社は投資家として、現在そして中期的な市場の変化に対する洞察を深めていきます」とブリックヴェーデ博士は説明しています。



Apts.jpは2017年から首都東京の外国人向け集合住宅の仲介を行っており、物件情報をウェブサイトに英語で掲載しています。バイリンガルのリーシング・スペシャリストが、日本企業に派遣または採用された外国人、ならびにインターンや学生など自ら訪日した外国人による集合住宅探し、契約の交渉・締結(契約後の入居者・家主関係を含む)をサポートします。ウェブサイトでは日本の日常生活に関わる問題について総合的な情報を提供するほか、賃貸の正式な要件を説明し、発生するすべての費用について明らかにしています。



建翔インベストメントグループの最高投資責任者兼パートナーの長尾謙氏は次のように述べています。「高齢化が進む日本では、外国からの技能労働者の誘致を拡大しており、外国人向け集合住宅リースなどの不動産サービスを提供する市場セグメントは今後も規模の拡大が見込まれています。すでに海外からの労働力の受け入れは3月に開始されており、外国人の住宅需要は堅調に拡大しています」



岸田文雄首相はこのほど、外国人労働者にとって日本をより魅力的な国にする計画を発表しました。Apts.jpでは賃貸集合住宅や市場情報、直接サポートを英語で提供することにより、早急に求められている海外からの専門家が日本社会にスムーズに溶け込めるよう支援します。また仲介サービスを大阪都市圏に拡大し、仲介チームを充実させていく計画です。
Apts.jp オンライン プラットフォーム


首都東京全23区の人口動態、賃貸住宅市場、不動産投資に関するデータベースは、建翔インベストメントグループに市場評価やデータ分析のための比類ないツールをもたらします。重要なデータを手作業を含めて収集し、個々の住宅地の魅力の変化をリアルタイムで解析します。建翔インベストメントグループの仲介事業部門である建翔リアルティ株式会社は、外国人向け不動産仲介事業を統合します。仲介事業に加えて、データベースも建翔インベストメント株式会社の下で運用され、とりわけ投資アドバイザリーサービスを支えていきます。


建翔リアルティ株式会社 代表取締役社長 長尾謙氏
  • 会社情報

商号 : 健翔インベストメント株式会社
代表者 : 代表取締役 レオナード・マイヤー・ツー・ブリックヴェーデ
所在地 : 〒100-6162 東京都千代田区永田町2-11-1 山王パークタワー3F
設立 : 2021年 6月17日

配信元企業:建翔インベストメント株式会社

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ