ドムドムハンバーガー

東京・銀座の路地裏。ここで包み紙を突き破るほどの衝撃サイズなフィッシュバーガーを発見したので、紹介したい。


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■包み紙どころかバンズ無視のサイズ感

ドムドムハンバーガー

フィッシュバーガーのメニュー名は「びたびたバターフィッシュ」で、まず見た目がすごい。横幅は約25cmあり、バンズの2倍以上のサイズがあり、世間にあるフィッシュバーガーとは完全に一線を画した驚異のビジュアルだ。

フライは、白身魚フライの代表格・スケソウダラのフィレをクリスピー食感を活かしながら揚げたもので、かぶりつくとザクザク食感が最高。ザックザクがエンドレスなのだ。

ドムドムハンバーガー

テイクアウトにしたが、そのサイズ感のせいで箱が閉まっていない。そしてフィッシュバーガーによくありがちなフニャッとしたフライ部分がほとんどなく、かつ中身はふっくら柔らかで激ウマだった。


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■ウマさの秘訣はソースにも

ドムドムハンバーガー

ソースは芳醇で香ばしいバターベースのソース。それが“びたびた”になるほどフライとバンズの中に塗られているものの、クドさやオイリーさはなく、バーガーに見事な一体感を生んでいる。

これにフライドポテトがついて1,090円。平日ランチなら890円とコスパ最高だ。

おしとやかな銀座の街で、この破天荒なバーガー。一体どんな店が出しているんだと気になる向きも一部いると思うが、その店名を伝えれば違和感は吹っ飛ぶはずだ。そう、あの店である…。

■進化したあのファストフード店

ドムドムハンバーガー

箱を突き出し、包み紙を突き破る「びたびたバターフィッシュ」のフォルム。ハンバーガー好きならピンときただろう。そう、販売店はファストフードチェーン・ドムドムハンバーガーの進化系店舗として注目されている「ドムドムハンバーガープラス」(東京・銀座)なのだ。

ドムドムハンバーガー

同店のベースにあるドムドムハンバーガーといえばカレイやカニを丸々一匹フライした「丸ごと!!カレイバーガー」(写真)、「丸ごと!!カニバーガー」など強烈でオリジナリティあふれるメニューでおなじみである。

次世代型店舗もやっぱドムドム魂満載だな!


■昨年オープン→移転

2021年にグルメバーガーを全面に出した新業態「TREE&TREE’s」を東京・新橋に開店していたドムドム。しかし、1年も経たない22年7月に、ここ銀座に移転し「ドムドムハンバーガープラス」と名称変更した経緯がある。

移転先は約75年の歴史があった洋食店「銀座スイス本店」跡地(現在、銀座スイス本店は移転)で、ほぼ居抜きで使用しているためハンバーガー専門店とは思えない落ち着いた雰囲気とどこかレトロでおしゃれなインテリアが最大の特徴だ。

メニューは「TREE&TREE’s」時代同様、黒毛和牛100%という高級で味わい深いパティのグルメバーガーを多数そろえている。


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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

銀座の路地裏で見つけた「包み紙突き破る」巨大バーガー 提供店はやっぱあの店