天候や気圧の変化によって心身に不調を来す、いわゆる「気象病」について、第一三共ヘルスケア東京都中央区)が全国47都道府県の在住者を対象に実態調査をしました。気象病経験者の率を都道府県別に見ると、最多は「島根県」で、最も少なかったのは「北海道」でした。

最少は北海道

 調査は7月9日~同10日、全国47都道府県の男女を対象にインターネットで行い、2350人から有効回答を得ました。

 気象病の特徴である「気候や気圧の変化による体の変化や不調を感じたことの有無」について聞いたところ、全国平均では64.6%が「ある(とてもある+たまにある)」と回答。都道府県別で1位となった「島根県」は経験者率80.0%で、「新潟県」(76.0%)が続きました。いずれも日本海側にあり、冬は曇りや雨・雪の日が多い地域です。

 一方、気象病経験者が最も少ない「北海道」は梅雨がないとされる地域で、経験者率が44.0%と、島根県の約半分でした。

 第一三共ヘルスケア「気象病に関する実態調査」では、気象病によるメンタル不調などについても聞いており、結果と医師からのアドバイスは、第一三共ヘルスケアのホームページで見ることができます。

オトナンサー編集部

気象病の経験者率、多い都道府県は?