ハンバーガーチェーン国内最大手の日本マクドナルドは7日、全国約2,900店で使用するストローフォークスプーンなどを紙製や木製に切り替える。京都府神奈川県の店舗で先行実施している脱プラスチックの取り組みを全国に拡大するもので、年間約900トンのプラスチック削減効果がある。

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 7日から使用するストローフォークスプーンなどは、ドイツのボンに本部を置く国際NPO(非営利団体)「森林管理協議会(FSC)」が環境にやさしい製品であることを証明するFSC認証を取得した製品。紙ストローは時間経過でふやけたり、風味に影響を及ぼしたりする問題があるが、日本マクドナルドは味を損なわずに安全性や使いやすさに配慮したものにするとしている。

 日本マクドナルドは今年から京都府神奈川県の全店舗で紙ストローなどを導入しているが、これを全国約2,900店に広げる。各店舗はプラスチック製品の在庫がなくなった時点で紙・木製に移行する。小さな子ども向けストローなどはプラスチック製品の提供を続ける。

 ファストフード店や飲食店、コンビニエンスストアなどでは、プラスチック製の使い捨てストローフォークなどが提供されてきたが、廃プラスチックによる海洋汚染、地球温暖化が原因とみられる大規模な気候変動などから、レジ袋有料化などプラスチック削減の動きが進んでいる。

 国内でも、飲食チェーンすかいらーくグループ2018年ドリンクバーに常備されたプラスチックストローを廃止したのをはじめ、コンビニ大手のセブン-イレブンカフェチェーンスターバックスなどもプラスチックストローを紙製に切り替えるなど、脱プラスチックの動きが加速している。