Lightning端子

4日、スマートフォンやタブレットデジタルカメラなどの小型電子機器の充電&接続用端子をUSB Type-C端子に統一することを義務付ける新法をEU議会が可決したと報道された。


■様々な種類の端子

かつてから充電&接続用端子は、USB Type-A、USB Type-B、Micro USB Type-B、mini USB Type-Bなど様々な種類が存在しており、どれも端子の形が異なっている。

種類が多いがゆえに、せっかくコードを買ってきたのに形が違って使うことができなかった…なんて経験をしたことのある人も多いのではないだろうか。


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■「Type-C」に統一

そんな中、小型電子機器の充電&接続用端子をUSB Type-C端子に統一することを義務付ける新法をEU議会が可決。適用は2024年後半からとされている。利便性の向上や電子廃棄物の削減を目的に、EUが新法の策定を進めてきたもので、今回正式に法案が可決された形のようだ。

この新法制定によって大きな変化を強いられるのは、Apple社のiPhoneをはじめとした機器に使用されるLightning端子だろう。今回の報道を受け、「Type-C」「Lightning」といった関連ワードがトレンド入りを果たす事態となった。

■ユーザーらからは不安の声も

今回の新法可決を受け、「USB-Cになるの嬉しい」「くそ嬉しいLightningめっちゃ中折れやすくて苦手なんだ」大きな反響が寄せられてる。

一方で「将来、USB Type-Cが時代遅れになったときの足枷にならなきゃいいけど」「法規制で端子統一を技術の進歩を停滞させる」といった懸念の声もチラホラ。また、USB Type-Cの耐久性や粗悪品が出回っていることに対する不安の声も多数あがっていた。

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(文/Sirabee 編集部・北田力也

欧州の新法可決でLightning端子が終了か… ユーザーらからは賛否の声が