2022年のバレンタインで関東に初上陸し、一躍話題となった「RAU(ラウ)」。京都に店舗を構えるブランドで、“情景を、形状に。”をコンセプトに、見た目や香りも楽しむことができます。

そして「Sachi Takagi(サチ タカギ)」はRAUのシェフショコラティエールである高木幸世さんが2021年12月にリリースしたまだまだ新しいブランド。通常のチョコレートの固定観念を覆す、植物性の素材のみを使用した“プラントベース”のチョコレートブランドです。

2023年も引き続き、関西だけではなく関東にもポップアップストアを出店予定。そんな「RAU」「Sachi Takagi」からバレンタインの新作が発表されました。「もうバレンタインの情報?」と思う方もいるかもしれませんが、「自分用チョコレート」の需要が高まっている近年、どちらのブランドもすぐに売り切れてしまうことが予想されます。今のうちから情報をチェックしておきましょう!

■「RAU」定番のチョコレートに新フレーバーが登場

人気商品ボンボンショコラの「Iro」からは、南仏やコートダジュールからインスピレーションを得た2色のチョコレートが登場。

「Lilac」(写真左から2番目)は南仏の夕暮れをイメージし、ラベンダー畑に夕暮れが沈む様子を表現したラベンダー×ロゼワインのボンボンショコラです。チョコレートなのにラベンダー? と思いながら口に含むと、たしかにふんわりラベンダーの香りが口に広がります! 美しい夕日を見ながら、ゆったりと流れる時間に身をゆだねるひと時を想像しながら楽しむ時間を再現しています。

「Turquoise」(写真左)はコートダジュールのターコイズブルーの海をイメージした、バジル×オレンジのボンボンショコラ。海岸に差し込む太陽の光に混ざり合う青色と黄色を、食感の違うノワールガナッシュ2層構造で表現しています。柑橘の酸味が効いた、フレッシュなおいしさです。

Iro 新2種 4粒 1,994円、12粒 5,616円

RAUを代表する定番商品「Nami-Nami」からは、コーヒーと柑橘という新しい組み合わせのフレーバーが誕生。ショコラサブレとプレーンサブレの生地に、ビーントゥーバーチョコレート、バニラクリーム、柑橘クリームの3種が挟まれています。食べてみると、コーヒーの味わいにふんわりと柑橘が香ってきました。見た目もかわいい「Nami-Nami」は、自分用にはもちろん、大切な人へのプレゼントにも良さそう。

Nami-Nami 3本 1,512円、6本 2,700円、12本 5,400円、24本 10,800円

■「Sachi Takagi」からはバレンタインポップアップストア限定商品

プラントベースのチョコレートを展開する「Sachi Takagi」。2023年のバレンタインでは、ポップアップストア限定商品として新たに3つのチョコレートが発売されます。秋から冬にかけて食べたくなる栗、リンゴや、バレンタインらしい“花”をモチーフにした3種です。

Chocograhy Berry(バレンタインバージョン)」は、以前限定で発売されたチョコレートを、バレンタイン用にアップデートして販売。ワイルドストロベリー、ラズベリーカシスなどを使った、2種の生チョコレートがまるで花束のように詰め込まれています。組み合わせによってハートにも見え、バレンタインギフトにぴったりです。

Chocograhy Berry(バレンタインバージョン) 3,672円

Chocograhy Marron」は、栗をそのまま食べているかのような、しっかりとした栗の味わいが魅力。フランスで栗の村として有名なコロブリエールの穏やかな空気感を黄色やライトグリーンなどのマーブルで表現しています。

Chocograhy Marron 2,700円

Chocograhy Apple Crepe」は、シェフショコラティエールである高木幸世さんがブルターニュで食べたリンゴクレープをイメージ。リンゴキャラメルシナモンの「絶対おいしい」組み合わせです。

フランスマルシェでは、大きさや味にばらつきがあるリンゴも当たり前に売られており、フランスでは「人間の調理の力でなんとかおいしくする」という文化があるんだそう。だからこそ、「リンゴ」ではなく、「アップルクレープ」フレーバーにしたんだとか。

Chocograhy Apple Crepe 2,916円

■「RAU」「Sachi Takagi」どちらも注目度大!

ショコラティエールにとって大切な場所であるフランス。昨今の状況から、なかなか訪れることができなかった場所に、この夏ついに行くことができたそう。その際の情景が詰まったチョコレートが2023年のバレンタインで展開されます。

ひとつひとつにたくさんの意味や思いが込められた「RAU」「Sachi Takagi」のチョコレート。まだ食べたことがない方もぜひ手に取ってみてくださいね。

(取材・文:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部)

2023年バレンタインを先取り! 京都発「RAU」「Sachi Takagi」の新作が美しすぎる