来る日も来る日も義母がやって来て、家に上がっては飲み食いする。そんな生活に8ヶ月も耐えてきた男性が、「もう勘弁してほしい」と思うようになった。
■未亡人になった義母
海外在住の男性(41)は、愛する妻(38)と娘(3)と平和に暮らしてきた。そんな生活が変化したのは、今から8ヶ月前のこと。義父が亡くなり、義母(72)が未亡人になってしまったのだ。
夫に先立たれた義母はひとりで過ごすことを嫌がり、その日から毎日、男性が妻子と暮らす家にやって来るようになった。
関連記事:「嫌われない義母になるための5ヶ条とは…」 カウンセラーの指摘に称賛続々
■家に来ても義母はしゃべらず…
家にふらりとやって来るものの、義母は自分からは話そうともしない。ただ座り、食事をし、しばらく男性宅で過ごしてから帰っていくのだ。
いつまでたっても義母は家に来ることを止めず、平和だった家族の暮らしは戻りそうにない。さすがにくたびれた男性は家族旅行を計画したが、それを知った義母は「なら私も一緒に行きたい」などと言い出した。
■いつしかストレスが最高に
妻と娘の3人で心穏やかな時間を過ごしたいにもかかわらず、義母が毎日家にあがるため、男性のストレスはマックスに。それが原因で妻との関係にもヒビが入り、夜もなかなか眠れなくなってしまった。
「義父に死なれ、義母もつらい思いをしているに違いない」と思い同情もしているが、相談に乗ろうにも義母は暗く話しもしない。困った男性が経緯をまとめ、イギリスのメディア『The Sun』の悩み相談コーナーに投稿した。
■「カウンセリング勧めて」と助言
相談を受け付けた回答者は、義母について「夫の死を嘆いていて、今はまだ孤独な状態」と判断。死別の悲しみを乗り越えるべく「カウンセリングを受けてはどうか」とアドバイスすることを勧めた。
「僕にもプライバシーが必要」と義母に伝えること、そして週に一度か二度は招待してあげることも大事だと助言している。
親しい人に対してであっても、「ウチには来ないで」とはなかなか言えない。だが日本であれば、高齢者向け交流サイトも充実している。「こんなサイトもあるよ」と教えてあげることで、老いた義父母も新たな喜びを見いだせるかもしれない。
・合わせて読みたい→新婚旅行にも勝手に同行し子離れできない義母 押しの強さに嫁は限界
コメント