パーティ・紙吹雪

多少うるさく感じても、節目や大事な日のパーティの騒音には多くの人が目を瞑るものだ。ところがある男性は、深夜まで続く誕生日パーティを開き、近所の人から苦情を受け取った。

赤文字で長々と書かれた怒りのメモが、『The Bell Times』や『Daily Star』などの海外メディアで取り上げられ、人々の話題を呼んでいる。


■節目を祝う豪華なパーティ

オーストラリア・パースに住む男性が、21歳の誕生日を記念して多くの友人や親戚を招待し、自宅でパーティを開催した。

現在のオーストラリアでは成人と見なされる年齢は18歳だが、約50年前までは21歳からが成人年齢だった。これが影響して、今でも21歳の誕生日は他の年齢よりも豪華に祝われることが多い。

節目の誕生日を祝福して仲間たちと楽しい夜を過ごした男性は、翌日に隣人からあるメモを受け取った。


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■「無礼な人間はこの世に不要」

仰々しい赤文字で長々と書かれたそのメモは、「おめでとう!」という言葉から始まっていた。そして次の段落には、「親御さんへ」「隣人を全く気にせず大声でパーティをする、無礼な21歳を育てあげたことを祝福いたします。よくやった!」と続いていた。

さらにその後の段落には、「誕生日の人へ」「ご両親がそう教えてくれなかったのは知っていますが、夜中12時までパーティをするときは、ご近所への配慮をお願いします」「無礼な人間はこれ以上この世に不要です。頭を使ってください」と書かれていた。

■多くの人が男性を擁護

最後の段落には、「クラブやレストランでパーティをすることもできたはずなのに、あなたは下品で無遠慮であることを選んだのです」などとも書かれており、誕生日の男性を皮肉る形で激しく非難している。

男性が受け取ったメモを公開すると、「21歳のパーティを12時で終わらせるなんてえらいね」「招待状をもらえなかったことを怒ってるんじゃない?」「21歳のパーティで騒ぐのは人間の権利だ!」と、多くの人が男性を祝福した上で擁護した。


■パーティ前には近所に周知を

なかには「私は自分のパーティの前日に近所にチラシを投函して、騒音をあらかじめ謝罪した」「ちょっと言い過ぎかなとは思うけど、パーティがあることを知らせない人に怒るのは仕方ないかも」と、今後トラブルが起きないように助言する人もいた。

男性はこうしたアドバイスに対して、「一応、近所の人にパーティのことを知らせました。だからこそ僕が21歳になったのを知っているわけでしょうし」と明らかにした上で、人々から寄せられたお祝いのメッセージに感謝の言葉を送っている。

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(文/Sirabee 編集部・広江おと

誕生日パーティ翌日に隣人から怒りのメモ 「無礼な人間はこの世に不要」