戦争と、性欲処理問題は切っては切れない関係なのだろう。昔は、基本男性が戦死として戦争に行かせられたが、ジェンダーな現代。この性欲処理(戦意高揚とも呼ぶ)問題はもっと複雑な遺産として、後世の韓国人の問題になっていくのだろうか。

 1950年ごろから始まった朝鮮戦争北朝鮮と建国されたばかりの韓国、同胞たちの戦い。韓国は、アメリカ軍の支援を受けた。そのために「アメリカ基地村の米軍慰安婦」が存在した。このほど、韓国の大法院が一部勝訴ではあるが、韓国と言う国の責任を認めた。原告は98人。

 1957年から、米軍基地の周辺には「基地村」という商業地区が設けられた。韓国政府が作った。管理も運営も韓国政府。そこで女性たちは、売春をした。身体を売るしか稼ぐ方法がなかったのではないか。けれど、この訴えでは、国が女性たちの保護義務をせず、売春を助長させたとなっている。

 また、性病にかかった女性たちは、国は暴力的に管理したとも述べる。性病案件の被告は、57人。強制隔離をされたそうだ…隔離しなければ、彼女たちの寿命は2000年代まで持たなかっただろうし、大切なお客様のアメリカ兵にも移してしまう。けれどこの隔離措置は、1977年に施行された伝染病予防法のできる前だから違法だとしている。

 梅毒には、ペニシリンが効く。特に当時はペニシリン一択であっただろう。その治療すらも、収容所で医師免許を持たない者が打ったとしている。それで救われた命があるから、今、こうして訴えられることができたのだろう。

 日本に対して慰安婦問題で訴えている90代のおばあちゃんたち。彼女たちより、今回の98人は若いだろう。記憶も新しいだろう。日本に謝罪と補償金を求め続けるなら、アメリカにも同じことをするべきだろう。なぜ、韓国政府を訴える?

 今回、日本円にして30万円から70万円しか韓国政府からはもらえないようだ。日本人慰安婦と差別するのか! とアメリカを寿命の限り訴えてみればいい。

 いい加減、性欲処理を戦意高揚と正当化するのもやめる世界になりませんかね。

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