『君の名は。』(16)、『天気の子』(19)に続く、新海誠監督3年ぶりの最新作『すずめの戸締まり』が11月11日(金)より公開される。このたび、最新の予告映像から場面カットが解禁された。

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本作は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女、すずめの解放と成長を描く冒険物語。オーディションで選ばれた原菜乃華が九州で暮らす17歳の女子高生、岩戸鈴芽を、SixTONESの松村北斗が“災い”をもたらす扉を閉める「閉じ師」の青年、宗像草太を演じる。

予告映像解禁後、「この可愛い猫は敵なの!?味方なの!?」と大きな話題をさらったのが、人の言葉を話す謎の白い猫、ダイジン。すずめと草太の前に突如現れたキュートなビジュアルのダイジンが、草太を椅子の姿へと変えてしまうという衝撃的な展開が明かされた。すずめと草太を翻弄するかのように、怪しげな表情を浮かべるダイジンだが、一体どのようなキャラクターなのかに注目が集まっている。

さらに、旅の途中の愛媛で出逢うすずめと同い年の女子高生、海部千果や、ヒッチハイクしていたすずめを拾う、神戸のスナックのママ、二ノ宮ルミとの出会いのシーンも解禁。すずめとともにミカンを食べる千果、旅をするすずめを温かく見守るルミの姿が描かれている。すずめと草太はどのように2人と出会い、ふれあいを重ねるのだろうか。

ほかにも、開かれてしまった扉から出てきた“災い”を閉じ込めるため、草太とすずめが協力し合って扉を閉めようとするシーンや、女子高生と椅子という不思議な組み合わせでスマホを覗き込むコミカルなシーンも解禁された。

新海誠の集大成にして、最高傑作と呼び声の高い『すずめの戸締まり』。11月の公開を楽しみにスタンバイしたい。

文/山崎伸子

『すずめの戸締まり』の本ビジュアル/[c]2022「すずめの戸締まり」製作委員会