サレルニターナに所属する元フランス代表MFフランク・リベリーは、近日中に現役を引退する可能性があるようだ。7日、イタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が報じた。

 リベリーは昨年夏にフィオレンティーナからサレルニターナへとフリー移籍し、昨季はセリエAの23試合に出場した。今季は8月7日コッパ・イタリア1回戦パルマ戦と同14日のセリエA第1節ローマ戦に出場したものの、その後は負傷の影響でメンバー外が続いている。

 報道によると、リベリーとサレルニターナは2023年6月30日まで残っている選手契約の解除で合意に近づいている模様。また、リベリーはそのまま現役生活に別れを告げ、サレルニターナで別の役職に就く可能性があるようだ。

 現在39歳のリベリーは、2005年夏に加入したマルセイユブレイクを果たすと、2007年夏にバイエルンへと完全移籍。元オランダ代表FWアリエン・ロッベン氏と世界屈指の両翼を形成し、9度のブンデスリーガ優勝や2012-13シーズンのチャンピオンズリーグ優勝などに貢献した。また、フランス代表では通算81試合16得点を記録し、FIFAワールドカップ2006準優勝などを経験した。

リベリーがサレルニターナと契約解除へ [写真]=Getty Images