この度、東京都杉並区に認可保育園を6園運営する社会福祉法人風の森が、日本最大規模の女性向けの賞「Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2022」の企業総合部門(従業員規模 101名以上 1000名以下の部)にて第8位にランクインしました。国基準の2.5倍以上の保育士配置による働き方改革を行った推進力が評価されました。

Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2022

 現在、保育士は「残業が多く持ち帰り仕事が当たり前」「給料が安い」「休憩が取れない」というネガティブな印象が強く、潜在保育士(資格を持ちながら保育士として就業していない人)が57万人もいるという現状が業界の大きな課題となり、なり手不足による保育の質の低下が危ぶまれています。(厚生労働省 潜在保育士ガイドブック)そんな中新型コロナウイルスの影響により、消毒等の仕事が付加され、ますます現場から離脱する方が増えています。

 そこで、私共は心のゆとりをもって心から保育を楽しめる保育士を増やしていきたいと考えるようになりました。そして保育士の働く環境改善に取り組んだところ、以下の点が評価され、この度、「Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2022」の企業総合部門にて入賞しました。令和3年東京都女性活躍推進大賞の大賞受賞に続いて2つ目の受賞となります。
https://forbesjapan.com/feat/womenaward2022/

【具体的な取り組み内容】

  • 保育士の働き方改革保育士を国基準の2.5倍以上配置。ゆとりある保育体制により残業抑制や休暇取得を推進し、出産・子育てを経て働き続けられる職場を実現(全園合計の国の基準人数が48人に対し126人の配置=2.6倍の配置)
  • キャリア形成支援:勤務時間内に保育を抜けて研修の受講が可能な体制を整備。研修制度の充実化でスキルアップを支援・職員一人一人にキャリアカウンセラーによるキャリア面談を実施し、育成計画に反映
  • 業界への波及活動:講演会・シンポジウム、SNS等で自法人の取組を積極的に発信
働き方改革の一環として作った カフェ風休憩室

 導入した当時は休憩60分を取得することに罪悪感を感じる保育士も多かったのですが、今ではしっかり休息をとることによって心にゆとりを持ち、前向きに生き生きと子どもと向き合い、学ぶ意欲も次第に高まったことで、退職者もほとんどなく安定した運営ができています。今回の受賞を通じて、働き方改革に力を入れてくれる法人さんが増えて、保育士が働きやすい、保育士が辞めない世界を実現していきたいと感じています。


■社会福祉法人風の森 概要
社会福祉法人風の森が運営するPicoナーサリ保育園(杉並区内に6園)は、70年以上の幼稚園運営実績がある学校法人野上学園を母体として設立され、子どもの主体性・人格を尊重し、子育て家庭との信頼関係を基に、子ども一人ひとりの健康、心の成長と限りない能力の開花を目指しています。また、IT化による事務量削減やゆとりある保育士配置により残業ゼロの働き方改革を推進し、保育士がオフの時間に感性を磨くことができるワーク・ライフ・バランスの実現を可能としています。
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社会福祉法人 風の森(かぜのもり
本部:〒168-0082 東京都杉並区久我山3-37-24
理事長:野上 宏

■Picoナーサリの最新情報
Picoナーサリ 公式ホームページ        https://www.kazenomori.or.jp/
Picoナーサリ ツイッター           https://twitter.com/Pico76485706
Picoナーサリ インスタグラム         https://www.instagram.com/pico.nursery/
Picoナーサリ 採用インスタグラム       https://www.instagram.com/pico.teachery/
Picoナーサリ YouTubeチャンネル       https://www.youtube.com/c/PicoTVbyKazenomori
Picoナーサリ TikTok             https://www.tiktok.com/@kazenomori.piconursery

配信元企業:社会福祉法人風の森

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