かつての後輩が上司に…昇進も昇給も頭打ち…迫る役職定年…
50代はビジネスパーソンにとって大きな転機です。転職の文字が頭にチラつくものの、特別な資格はなく、専門性も磨いてこなかった。一歩を踏み出せず悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

ベストセラー『定年後』著者・楠木新さんが、悩んでいるあなたの「50歳からの生き方」を一緒に考えます。講義と受講者自身の発表を組み合わせた大学のゼミナールのような新しい講座です。講師や仲間と議論しながら、第二の人生をささえる「もうひとつの本業」を探してみましょう。
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1257788.html

作家 楠木新さん
  • 退職後にいきいきと暮らせる人は2割?
令和3年に施行された改正高年齢者雇用安定法は、70歳までの就業確保措置を努力義務として企業に求めました。
もし、会社の定年が70歳まで引き上げられたら、あなたは働きますか。自分より若い上司のもとで、自分の力を思う存分発揮して、成果をあげることができますか。

人生100年時代において、50才以降の会社員は、今後どのように働けばよいかという課題に直面しています。 講師の楠木さんは、大手生命保険会社で働くサラリーマンでした。40代後半、転勤にともなう環境の変化をきっかけに体調を崩して休職。その後、休職から復帰したものの、役職を失って平社員になりました。

平社員になると自由な時間は増えたものの、余裕ができると何をしたらいいかわからない。自分がどれだけ会社にぶらさがって生きてきたかを痛感したそうです。そこで始めたのが、退職した先輩へのインタビュー。最初は知り合いが相手でしたが、やがて興味が広がって、起業したり独立したりした人のところへ足を運ぶようになりました。そこで、定年後のきわめて厳しい現実と、今までは全く知らなかった新しい世界に出会います。

会社を退職していきいきと暮らしている人は全体の2割程度にとどまり、多くの人々は家や図書館で孤独な時間を過ごしていました。その一方で、自分のやりたい仕事を見つけて稼いでいる人は、収入の多い少ないにかかわらず、いきいきとした人生を過ごしていたのです。

楠木さんは思い至りました。
「充実した人生を送るためには、中高年以降に、会社の仕事以外に、『もう一つの本業(小商い、資格獲得、趣味、地域活動、学び直しなど)』を持つことが有効だ」と。
  • 自分のために生きる「黄金の15年」
そして、気が付きます。60歳から74歳までは、組織における義務の束縛から逃れ、多くの時間を自分のために費やせる人生のラストチャンスだ。楠木さんは、この期間を「黄金の15年」と名づけました。 リモート勤務の推進、兼業や副業の拡大によって、もうひとつの本業を探すチャンスは広がっています。

その楠木さんが、10月からNHK文化センター梅田教室で「50歳からの生き方」を考える連続講座を開催します。お互いの名前と顔がわかる少人数で、講義と受講者自身の発表を組み合わせた大学のゼミのような講座です。楠木さんが取材した豊富な事例を参考に、教室で刺激をしあいながら、自分のこれからの生き方を見つけてみませんか。

参考書:『自分が喜ぶように、働けばいい。: 二つの本業のすすめ』(東洋経済新報社)


・講座名:ベストセラー作家と考える「50歳からの生き方」
・講 師:楠木ライフ&キャリア代表 楠木 新
・会 場:NHK文化センター梅田教室
・開催日時:2022年10月から2023年3月 毎月第3金曜日 19:00~21:00(全5回)
10月21日スタート
・受講料金:(NHK文化センター会員)55,000円
・主 催:NHK文化センター梅田教室

▼お申込みはこちらから
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1257788.html

配信元企業:株式会社エヌエイチケイ文化センター

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