アッキーこと安倍昭恵氏が東京・神田にオーナーとしてオープンさせた和食居酒屋「UZU」が、この10月末をもって店じまいとなる。同店の公式サイトにも、「閉店のお知らせ」と題して、次のように告知されている。

2012年10月より営業してまいりましたが、2022年10月31日をもちまして閉店させていただきます

 ただし、話はこれで終わりにはならない。というのも、今回の突然の店じまいを受け、故安倍晋三元総理の地元・山口の支援者らの間から「昭恵夫人が衆院山口4区補選への出馬をついに決意した」との声が、昂然と湧き上がっているからだ。

 安倍氏の死去に伴う衆院山口4区補選は目下、1票の格差を巡る訴訟が最高裁で続いていることから、来年4月以降に実施される見込みとされている。

 今年7月、昭恵夫人は安倍派の会合で「出馬の意思はない」旨を明言していたが、その後、地元の支援者らから昭恵夫人の出馬を待望する声が噴出。

 それでも昭恵夫人は出馬を固辞し続けていたが、9月27日に行われた安倍氏の国葬儀、今回の突然の店じまい、そして10月15日下関市の海峡メッセで開催が予定されている県民葬をひとつの区切りとして、一転、補選出馬に踏み切るというのだ。

 地元・山口の政界関係者も、次のように指摘する。

「失意の昭恵さんが、心の整理をどうつけるか、ここが最大のポイントです。既成事実のように『安倍さんの後継者として出馬すべきだ』では、昭恵さんもさすがに首をタテには振らないでしょう。しかし『安倍さんが務めるはずだった次期衆院選までの任期を、安倍さんに代わって全うしてほしい』ということなら、昭恵さんも気持ちを整理することができるのではないでしょうか。この際だから断言しますが、その先の衆院選に続けて出馬するかは別として、昭恵さんは少なくとも補選には出るはずです」

 アッキーが電撃出馬すれば、弔い合戦の追い風も味方して、歴史的な圧勝劇となる公算は高い。昭恵夫人の動向からは、しばらく目が離せない。

(森省歩)

ジャーナリストノンフィクション作家。1961年北海道生まれ。慶應義塾大学文学部卒。出版社勤務後、1992年に独立。月刊誌や週刊誌を中心に政治、経済、社会など幅広いテーマで記事を発表しているが、2012年の大腸ガン手術後は、医療記事も精力的に手がけている。著書は「田中角栄に消えた闇ガネ」(講談社)、「鳩山由紀夫と鳩山家四代」(中公新書ラクレ)、「ドキュメント自殺」(KKベストセラーズ)など。

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