ファジアーノ岡山は10日、DF廣木雄磨、MF喜山康平、MF関戸健二、FW齊藤和樹と契約満了に伴い来季の契約を更新しないことを発表した。

 現在30歳の廣木は、2015年に東京学芸大学からレノファ山口FCへと入団した。4シーズンに渡ってプレーすると、2019年にファジアーノ岡山へと加入。初年度から明治安田生命J2リーグで36試合に出場する活躍を見せたものの、その後はケガなどにも悩ませれ、今シーズンはここまで出場機会が訪れていない。

 現在34歳の喜山は東京ヴェルディの育成組織出身で、2006年にトップチーム昇格。2007年に、当時中国サッカーリーグに所属していたファジアーノ岡山に期限付き移籍加入すると、日本フットボールリーグJFL)昇格に大きく貢献した。さらに、2008シーズンも同クラブでプレーした喜山はJFLで32試合に出場し、1年でのJ2リーグ昇格に導く。2011年から2016年までの6シーズンはファジアーノ岡山を離れていたものの、2017年に復帰した。2018年には史上40人目となるJ2リーグ通算300試合出場を達成。今シーズンはここまで同リーグ21試合に出場している。

 現在32歳の関戸は、2012年に流通経済大学からファジアーノ岡山へと入団した。これまで同クラブ一筋でプレーし、在籍11シーズンでJ2リーグ通算240試合以上に出場。2016シーズンにはJ1昇格プレーオフ決勝戦進出にも貢献した同選手だが、今シーズンはここまでJ2リーグ1試合の出場にとどまっている。

 現在33歳の齊藤は、2011年に中京大学からロアッソ熊本へと入団した。2015シーズンにはJ2リーグ41試合に出場し自身初となる2桁得点を記録。この活躍が評価された同選手は、2016年にジュビロ磐田へとステップアップすると、同年の天皇杯1回戦ではハットトリックを達成した。2018シーズンよりファジアーノ岡山プレーする齊藤は、今シーズンここまでJ2リーグ11試合に出場している。

ファジアーノ岡山は10日、4選手との契約満了を発表