福岡県福岡市城南区の団地で、50歳無職の男が鬼ごっこをしていた小学生に暴行したうえ土下座を強要したとして、強要の疑いで逮捕された。

 男は9月28日午後4時半過ぎ、居住する福岡市城南区の宝台団地で、鬼ごっこをしていた小学校6年生の男子児童2人に激昂すると、「うるさいぞ」と言いながら蹴るなどを暴行したうえ、「次来たら殺すぞ。土下座しろ」などと脅した疑いが持たれている。

 ​>>海から全裸の男が現れ女性に声掛け「お金をあげるから遊ばないか」広島の事件が怖すぎる<<​​​

 当時、児童は8人程度で鬼ごっこをしていたそうで、騒音に腹を立てて行動に及んだものと見られる。警察の取り調べに対し、男は「暴行を加えた行為は間違いない」と話しているが、「土下座をしろとは言っていない」と容疑を一部否認している。子どもに激怒し、蹴りを入れたうえ土下座を強要するとは、かなり異常である。

 この事件に、ネット上では「暴力と土下座で子どもを黙らせようとするのはあり得ない。我慢しろとは言わないけれど、もっと別の方法があったはず」「うるさいことに腹を立てるのは理解できるが、だからと言ってこれはやりすぎだと思う」「小学生がうるさくて腹が立つのはわかるけど、蹴った上に土下座を強要するのは明らかにやり過ぎ。しっかりと罪を償うべきだと思う」と怒りの声が上がる。

 一方で、「小学生も良くない。団地は人が住む場所だし、鬼ごっこをする場所ではない。親の教育も悪いのでは」「子どもだからといって甘やかすのもよくない。暴行はやりすぎだけど、注意くらいはあってもいいと思う」「実際自分が同じような状況に置かれた場合、腹が立ってしまうかも」という指摘も出ていた。

画像はイメージです