お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザーピン芸人のヒコロヒーが11日、都内で開催された「アドビ新CM発表イベント/公開契約調印式」に出席した。8日にTBS系にて生放送された『キングオブコント2022』ではお笑いコンビ「ビスケットブラザーズ」(きん・原田泰雅)が第15代王者を勝ち取ったが、旧知の仲であるヒコロヒーは「嬉しかったですね」と実感を込めて語った。

Adobe Acrobat」のブランドカラーと同じ赤色の服装がトレードマークであることから2021年3月よりCMキャラクターに起用されているカズレーザー。いつも通りに全身赤い衣装で登場したカズレーザーに対して、ヒコロヒーは全身白で統一し、2人並ぶと“紅白”に。カズレーザーは「もうちょい早くここで出していれば、紅白の司会の話も来たかもしれない」と前日に発表された今年の『NHK紅白歌合戦』の司会者を思い起こして残念がると、ヒコロヒーも「ほんまやー」と応じた。

「カズさんには本当に昔からお世話になっていて、ライブもずっとご一緒していた先輩」というヒコロヒーは、2015年にカズレーザーが相方・安藤なつメイプル超合金で初めて『M-1グランプリ』決勝進出が決まったときも、カズレーザーから誘われて一緒に酒を飲んだという。ヒコロヒーはそのときにカズレーザーの同居人の後輩芸人が『M-1グランプリ』と書かれたパーカーを着ていたため驚いたそうだ。カズレーザーは決勝出場者だけが手に入れられる芸人なら憧れるだろう貴重なパーカーをもらってすぐに、「寒そうだったから」という理由で後輩にあげてしまったそうだ。「優しい男ですね」と自画自賛したカズレーザーは「(自分は)一度も袖を通していない」と笑った。

この『M-1』決勝進出を機に売れっ子芸人の仲間入りを果たしたカズレーザー。芸人の賞レースと言えば、コントの王者を決める『キングオブコント2022』(TBS系)が8日に放送されたが、優勝コンビ「ビスケットブラザーズ」とも以前からヒコロヒーは交流があるという。「同期で大阪のときからお互いに知ってて、向こうが東京に来たら、原田(泰雅)の方と飲んだりとかちょくちょくありますね」と明かしたヒコロヒーは、そんな彼らの優勝に「嬉しかったですね。昔から知ってましたからすごいことだな…」と感激したようだ。ヒコロヒーはLINEで祝福メッセージを送ったが「忙しかったみたいで、返事がきたのが2日後ぐらいでしたね」とのこと。

カズレーザービスケットブラザーズに対して「面識があると言えば嘘になりますが、仲はいいですね」とコメントし、「(『キングオブコント』でのコントが)めちゃくちゃ面白かったじゃないですか。だからとりあえず“親友”と言う」と一方的に親友宣言。それを聞いたヒコロヒーは「じゃあ私は“天敵”で。めちゃくちゃ面白かったので天敵」と芸人としてライバル心を燃やしていた。

カズレーザーが出演する新CM『電子契約で契約更改』篇は翌12日から全国(Webにて放映/地上波は関東エリア)で放映される。カズレーザーが自身のCM契約書を昨年と今年のもので比べるが、目視では分かりづらい違いが、Adobe Acrobatのファイル比較ツールで瞬時に確認できる様子などが描かれる。
(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

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