株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介)は、転職エージェントや転職サイトで非公開求人を利用した経験がある162人を対象に「非公開求人のメリット・デメリットに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
詳細はこちら( https://bizhits.co.jp/media/archives/29570 )
転職エージェントのテレビCMやネット広告で「非公開求人」という言葉をよく見かけますよね。

「なぜ非公開なんだろう」「公開されている求人と何が違い、どんなメリットがあるのだろう」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するビジネス上の問題解決を考えるメディアBiz Hits( https://bizhits.co.jp/media/ )は、転職エージェントや転職サイトで非公開求人を利用した経験がある162人に「非公開求人のメリット・デメリット」についてアンケート調査を実施。

その結果をランキング形式でまとめました。


調査概要
調査対象:転職エージェントや転職サイトで非公開求人を利用した経験がある人
調査期間:2022年8月28日9月11日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:162人(男性98人/女性64人)


調査結果サマリー
・非公開求人を利用して感じたメリット1位は「好条件の求人が多い」
・非公開求人を利用して感じたデメリット1位は「情報収集しにくい」
・非公開求人から転職が決まった人は3割

  • 非公開求人を利用して感じたメリット1位は「好条件の求人が多い」
転職エージェントや転職サイトで非公開求人を利用した経験がある162名に「非公開求人のメリット」を聞いたところ、1位は「好条件の求人が多い(39人)」でした。

2位「ライバルが少ない(38人)」、3位「選択肢が広がる(34人)」、4位「希望条件に合う求人が多い(23人)」と続きます。

求人の質が良く、転職活動の幅が広がることにメリットを感じた人が多いとわかります。

またライバルが少なく、採用にかける企業側の熱意も大きいため、選考がスピーディに進むというメリットもあるようですね。

<1位 好条件の求人が多い>
・公開されている求人よりも条件が良かった(26歳 男性)
掘り出し物的な優良案件に応募できました(32歳 女性)
・有名企業や信頼できる企業が多かった(35歳 男性)

企業が求人を非公開にする理由のひとつに、「条件がよく、公開すると応募者が殺到してしまいそうな求人だから」というものがあります。

そのため非公開求人には収入・待遇面で満足できる求人が多いのですね。

大手・有名企業はもちろん、中小企業も条件のよい求人を非公開にしています。

<2位 ライバルが少ない>
・登録している人しか見られないと競争率も下がるので、書類選考での通過率も多少上がるように感じる(23歳 女性)
・非公開のため応募者数が少数(25歳 男性)
・競争率が低くなり、採用の可能性がアップする(32歳 男性)

非公開求人は転職エージェントに登録している人しか見られません。

そのため応募者数が少なくなります。

「書類選考の通過率が高いように感じた」「実際仕事につながった」という体験談もありました。

<3位 選択肢が広がる>
・単純に検索をかけるだけでは出てこない求人なので、選択の範囲が広がる(24歳 女性)
・一般には出回らない求人に応募できる(39歳 男性)

「一般公開している求人より、非公開求人のほうが圧倒的に多い」という転職エージェントも多数あります。

そのため非公開求人に触れることで、転職先の選択肢は大きく広がります。

「こんな企業があったんだ」「こんなポジションの求人があるんだ」と驚くような求人に出会えるかもしれません。

<4位 希望条件に合う求人が多い>
・自分のスキルに合った求人を紹介してもらえた(25歳 男性)
・より自分にマッチした求人が見つかりやすいこと(30歳 男性)

非公開求人は数が多いため、希望に合う求人を見つけやすいメリットがあります。

またキャリアアドバイザーがスキルや希望にマッチするものを選んで紹介してくれるので、ミスマッチも少なくなるでしょう。

なお非公開求人では「企業が求めるスキル」「欲しい人材像」が明確です。

そのため自分のスキルや能力を把握しており目標が明確な人ほど、「スキルに合う仕事が見つかった」と感じやすくなるでしょう。

<5位 特別感がある>
エージェントからの紹介のみなので、自分だけに公開されているような特別感が味わえる(25歳 女性)
・市場に出回らない情報を閲覧できるので、少し優越感を感じます(33歳 男性)

非公開求人を閲覧できることに特別感や優越感を感じる人もいるようですね。

非公開求人を紹介してもらえると「特別扱いされたように感じ、自信がもてる」というメリットもあるとわかります。

<6位 サポートが手厚い>
エージェントしか知らない情報を提供してもらえた(26歳 女性)
・公開情報より詳しく知れる(34歳 男性)

非公開求人に応募するにあたり、キャリアアドバイザーから情報提供や応募書類添削などのサポートを受けられるからです。

転職サイトなどには載っていないような「企業の雰囲気」「実際の残業時間」などを教えてくれるアドバイザーもいます。

非公開求人応募にあたっての書類作成や面接準備で気になることがあれば、遠慮せずアドバイザーに相談しましょう。

<7位 選考がスピーディに進む>
・選考がトントン拍子に進むこと(29歳 女性)
・面接までスムーズに進んだことです(50歳 男性)

求人が非公開になる理由のひとつに、企業側が採用を急いでいることがあります。

急募の求人に応募すると選考がスピーディに進むので、早く内定を得たい人にはメリットが大きいですね。

ただし選考のスピードが早いと「他の求人を検討する時間がない」「書類や面接の準備が大変」という面もあります。

  • 非公開求人を利用して感じたデメリット1位は「情報収集しにくい」
非公開求人を利用した経験がある162名に「非公開求人を利用して感じたデメリット」を聞いたところ、1位は「情報収集しにくい(38人)」でした。

2位「求められるレベルが高い(35人)」、3位「求人内容が信用できない(14人)」、4位「紹介してもらいにくい(13人)」と続きます。

「詳細を調べにくい」「信用できない」など、情報の少なさに戸惑った人が多くなりました。

また非公開求人では「求められる職務経歴やスキル」が明確なので、スキルに自信がなく応募をためらってしまう人や、非公開求人に挑戦したいのになかなか紹介してもらえない人もいます。

なお「デメリットは感じなかった」という人は20人でした。

<1位 情報収集しにくい>
・通常の求人に比べて詳細が分かりづらい(23歳 男性)
・実際に面接にいかないと、具体的なことかわからない。事前情報がやや足りない(29歳 女性)
・情報の詳細確認に時間がかかった(43歳 男性)

キャリアアドバイザーに求人を紹介されてから、企業名や詳しい職務内容を知ることになります。

そのため「企業研究の時間が足りない」「情報が少なくて不安」と感じてしまうのがデメリット。

求人内容の詳細についてアドバイザーとやりとりするのにも、手間や時間がかかります。

<2位 求められるレベルが高い>
・質の高い求人は多いですが、応募条件も高いことがほとんど。第二新卒や経験が少ない方には向かないように感じました(24歳 女性)
・求められるスキルや経験が高いので、「自分には無理だ」と悲観的になってしまいます(30歳 男性)
・採用される条件が大変厳しく、人とは異なるハイスペックな資格が求められる(35歳 男性)

非公開求人には、「専門職」「管理職・幹部クラス」「好条件」の求人が多数あります。

そのため求められるスキルや職務レベルも高くなります。

スキルや実務経験がないと、応募すらできないケースもあるので注意しましょう。

応募条件を満たしていても、「レベルが高そうだな」と尻込みしてしまう人もいるかもしれませんね。

<3位 求人内容が信用できない>
・公に情報を展開しているわけではないので、若干の不信感はもった(25歳 女性)
・本当に大丈夫か疑ってしまう(29歳 男性)
・信用できるかどうか不安を感じた(32歳 女性)

一般に公開されていないことや情報が少ないことから、「非公開求人として紹介されているのは、嘘の求人内容ではないか」と不安を感じる人もいるようです。

結論から言いますと、嘘の求人情報を紹介する転職エージェントはありません。

嘘の求人情報を紹介しても、利益にはならないからですね。

紹介してもらった非公開求人に不安な点や疑問点があるなら、アドバイザーに質問してクリアにしておきましょう。

<4位 紹介してもらいにくい>
・希望業種や職種に対して求人が少ないのか、あまり紹介されませんでした(24歳 女性)
・なかなか見つからない(37歳 男性)

求めるスキルや職務経歴が細かく指定されている非公開求人も多いです。

そのため自身のスキルや経験が「企業の求める条件」にあてはまらないと、求人を紹介してもらえないこともあります。

ただ転職エージェントによって紹介するかしないかの基準が違うので、別のエージェントでは紹介してもらえる可能性も。

「非公開求人を知りたいのに、紹介してもらえない」という人は、複数の転職エージェントに登録してチャンスを広げましょう。

<5位 紹介に手間がかかる>
・会員登録をしなければいけないのが手間と感じました(25歳 女性)
・手軽に閲覧できないことです(35歳 男性)

非公開求人を閲覧したり紹介してもらったりするには、まず転職エージェントに登録しなくてはいけません。

公開求人は登録しなくても検索・閲覧できることが多いため、登録を手間と感じる人も多くなりました。

転職エージェントへの登録にあたっては、個人情報の入力だけではなく、アドバイザーとの面談も必要になるので、より手間だと感じるのかもしれません。

<6位 条件が悪い>
・必ずしも条件がいいとは限らない。過度に期待しているとがっかりする(23歳 女性)
・意外にも給料が安い(35歳 男性)

「非公開求人だから好条件なはずと思っていたら、意外に条件が悪かった」「公開求人と条件があまり変わらないと思った」という人も多くなっています。

期待していた分、「こんなものか」とガッカリしてしまいますよね。

また「条件が悪い求人でも、紹介してもらった以上断りにくい」と感じた人も複数いました。

<同率6位 希望条件に合う求人がない>
・勤務地や勤務時間などが希望していた条件とかけ離れていた(26歳 男性)
・担当のエージェントさんによっては、希望とズレた求人を紹介されることがある(31歳 女性)

転職エージェントが保有している案件と応募者のスキルとの兼ね合いで、希望条件に合う非公開求人を紹介してもらえないこともあります。

別の転職エージェントなら、希望にマッチする非公開求人を保有している可能性もあります。

「大手転職エージェント」「希望業界・職種に特化したエージェント」「年齢に合うエージェント」を組み合わせて登録し、紹介してもらえる非公開求人の幅を広げてみてはいかがでしょうか。

  • 非公開求人から転職が決まった人は3割
非公開求人を利用した経験がある162名に「非公開求人から転職が決まったか」を聞いたところ、決まった人は3割超であることがわかりました。

「ライバルが少ないというわりに、転職が決まった人は少ないな」と思うかもしれません。

非公開求人でも、百発百中というわけではないのですね。

企業が求めるスキルをもつ人だけが集まるので、競争率は低い一方、競争がハイレベルになるからでしょう。

中には書類選考で落選してしまうこともあります。

なお書類選考での落選が続く場合、キャリアアドバイザーによるマッチングが不十分な可能性も考えられます。

キャリアアドバイザーに問題があると感じるなら、アドバイザーを変えてもらうか別の転職エージェントを利用しましょう。

また応募書類の書き方が、ポイントからズレていることも考えられます。

エージェントの力を借りて、応募書類のブラッシュアップも検討してみてください。
  • まとめ
非公開求人を利用するメリットは「転職の選択肢が広がること」です。

豊富な非公開求人の中から求人を探すことで、「条件のよい求人」「転職サイトではお目にかかれない求人」にたくさん出会えるからですね。

一方で非公開求人には「求められるスキルが高い」「企業の求める人材像が明確」という面もあります。

そのためスキルや職務経験が豊富で、転職の目標が明確になっている人でないと、応募しにくいでしょう。

また非公開求人についての情報収集は難しいため、担当キャリアアドバイザーから十分な情報をもらう必要があります。

もし「提供される情報が十分ではない」「紹介される非公開求人が希望に合わないものばかり」など、キャリアアドバイザーの仕事ぶりに不安を感じるのであれば、担当者を変えるか他のエージェントを利用してもOKです。

他のエージェントであれば、希望に合う非公開求人に応募できるかもしれません。


※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://bizhits.co.jp/media/archives/29570


■株式会社ビズヒッツについて
当社では、社名と同じ「Biz Hits」という名の仕事・転職・求人情報サイト( https://bizhits.co.jp/work/ )と、ビジネスの問題解決を考えるメディア( https://bizhits.co.jp/media/ )を運営しています。

また、上記メディア運営の中で得た知識と経験を元に、業務効率化サポート・リモートワークとクラウドソーシング導入コンサルティングも行っております。


■Biz Hits編集長:伊藤陽介のプロフィール
株式会社ビズヒッツ代表取締役。
2011年から東京~鈴鹿間でリモートワークによる遠隔経営を10年以上続けており、スタッフの8割以上がリモートワーカーによる複数のWebメディア、求人サイト運営を行う。

その知識と経験を元に、中日新聞の専門家ガイド「中日教えてナビ」に『在宅ワーカーマネジメントの専門家( https://oshiete.chunichi.co.jp/tokai/pro/387/column/1585/ )』として登録。その後はクラウドソーシング「クラウディア( https://www.craudia.com/ )」や「RS MEDIA( https://www.rise-square.jp/contents/ )」のアドバイザーに就任。

※プロフィール詳細はこちら
https://bizhits.co.jp/itoyosuke_profile/


■会社概要
社名   : 株式会社ビズヒッツ
所在地  : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
代表者  : 代表取締役 伊藤 陽介
設立   : 2009年1月19日
資本金  : 300万円
事業内容 : WEBメディアの運営・コンサルティング
URL   : https://bizhits.co.jp/company/

配信元企業:株式会社ビズヒッツ

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