DXでつながる社会の未来を切り拓く株式会社テクノスジャパン(本社:東京都新宿区、代表取締役:吉岡 隆、以下「テクノスジャパン」、証券コード3666)は、バイタルセンサ搭載のIoTウェアラブル機器の開発や販売及びバイタルデータによる高齢者の健康管理、見守りサービスを手がける株式会社バイタルヴォイス(本社:岡山県総社市、代表 安原 大輔、以下「バイタルヴォイス」)の第三者割当増資を引き受けることにより、同社を関連会社化することをお知らせします。

■出資における考え方

当社は、ERP・CRM・CBPで、多くの企業のDX推進を支援しております。企業間取引データを可視化し、業務生産性を向上させるクラウドプラットフォーム「CBP」を軸に、ビジネスモデルとの親和性や将来性のあるベンチャー企業やスタートアップ企業との連携を強化し、SDGsにも貢献していきます。
変化の激しい時代において、今後より一層デジタル化が普及し、テクノロジーの進化が加速していくことが予想され、そのような環境下では、既存の枠組みに捉われない新たなビジネスモデルやイノベーションの創出が求められます。
当社がこれまで培ってきたテクノロジー分野の技術力や提案力、発想力を強みに、親和性のある事業を手掛けるスタートアップやベンチャー企業とのビジネススキームを確立し、新しい価値協創のエコシステムの構築に尽力してまいります。

第三者割当増資引受・関連会社化の背景
昨今の少子高齢化や超高齢社会の到来と呼ばれる「2025年問題」が叫ばれるなか、在宅及び介護施設における介護の業務負荷の増大や、高齢者が高齢者の介護をする老老介護など、超高齢社会において、介護に関する社会問題が危惧されています。
こうしたなか、当社は創業以来、企業のICT活用支援のため、ERPやCRMビジネス提供に加え、自社クラウドサービスのCBPを基盤とした事業会社とのビジネス協調などにより、お客様のDX(デジタルトランスフォーメーション)に貢献してまいりました。他方でバイタルヴォイスは、介護従事者の負担軽減や高齢者の重症化を未然に防ぐデジタルヘルスケアサービスを提供してきました。
今回の関連会社化によって両社それぞれの専門性を生かしたシナジーを創出し、介護業界が抱える社会課題の解決を目指していくことで、「すべての人に健康と福祉を」等のSDGs目標実現にも貢献していきまいります。

■バイタルヴォイスに出資する目的
当社にない専門性や知見を有する事業会社と組むことで、相互の企業価値向上や事業成長が見込めるほか、CBPを基盤にした当社の新たな収益モデル確立に寄与します。
今回出資したバイタルヴォイスは、同社が独自開発したウェアラブルデバイス「バイタルウォッチ」を用いて、高齢者の健康状態を24時間モニタリングし、状態変化の早期発見や介護従事者の業務軽減を担っています。
デジタルヘルスケアを浸透させることによって、介護従事者の業務軽減のみならず、近年広がりをみせている在宅医療や、訪問看護先を抱える医療従事者の業務効率化、省力化につなげ、ひいては国が抱える医療・介護費増加の問題抑止を目指します。当社SDGs 目標でもある「すべての人に健康と福祉を」等の実現にも貢献できると捉えています。

<株式会社テクノスジャパン コメント>***
当社代表取締役社長 吉岡 隆

バイタルヴォイスがサービス支援をする医療介護の現場では、医療介護従事者の業務効率化やサービス品質向上等に対して、ウェアラブルデバイスを活用したバイタルデータによる課題解決を進めています。当社は、DX推進企業の立場から、クラウドサービス、バイタルデータのAI・ビッグデータ解析の協力並びCBPを通じたビジネス協調の一環として共同成長を目指していきたいと思います。

<引受先企業 株式会社バイタルヴォイス コメント>***
代表者 安原 大輔

この度はDX推進のソリューションを提供する上場企業のテクノスジャパン社にご支援いただき、大変嬉しく思います。当社のプロダクトを通して、医療介護業界における「オンライン自動見守り社会」を構築し、さらなる事業成長につなげていけるよう尽力していきたいと思います。

■CBPについて
各企業が持つシステム同士が連携し、企業間データを齟齬無く、柔軟かつリアルタイムに活用できる、バリューチェーン最適化の基盤となる企業間データ連携プラットフォームです。データを溜める、活かす企業間取引基盤と、データをつなぐデータ連携基盤の2つのコア基盤で構成されており、データ活用によるコミュニケーションを図り、バリューチェーン全体での生産性向上を実現します。

URL:https://www.tecnos.co.jp/lp/cbp/

〈会社概要〉
株式会社テクノスジャパン

1994年に創業し、ERPビジネスを中心に事業を拡大。2018年、20年のM&Aにより、もう一つの柱としてCRMビジネスを確立。取り扱いソリューションはERPのグローバルスタンダードであるSAP、CRMのグローバルスタンダードであるSalesforceが中心で、現在はこれらに加えてテクノスジャパン独自のDX協調プラットフォーム「CBP」上にクラウドサービスを展開。「企業・人・データをつなぎ社会の発展に貢献する」をグループミッションに掲げ、企業向けの経営・業務領域のデジタルトランスフォーメーションを推進するサービスを提供しています。

所在地:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー14階
代表取締役:吉岡 隆
設立:1994年4月27日
資本金:5億6,252万円
HP:https://www.tecnos.co.jp

株式会社バイタルヴォイス
2020年に、ヘルスケア事業を手掛けるベンチャーとして創業。医療・福祉現場の要望をもとに製品の開発をスタートし、2022年8月に初のプロダクトとなる「オンライン自動モニタリングシステム つながるくん(施設版)」のサービスをリリース。介護医療の現状やヘルスケア領域のDXノウハウに詳しく、現場実証アプローチによる付加価値の高いサービス開発を得意とする。当社ソリューションを通じて「高齢者の重症化を未然に防ぐこと」「医療介護従事者の業務軽減を計ること」「ご家族が安心できる見守り体制を支援すること」を実現していきます。

所在地:岡山県総社市泉15番44
代表者:安原 大輔
設立:2020年5月29日
HP:https://vitalvoice.jp/

■本件に関する報道関係者からの問い合わせ先
テクノスジャパンPR事務局(アンティル内)倉澤・林・赤崎
Tel:03-5572-7375  Mail:tecnos@vectorinc.co.jp

株式会社テクノスジャパン 経営戦略室 山口、荒牧
Tel:03-3374-1212 E-mail:info@tecnos.co.jp

配信元企業:株式会社テクノスジャパン

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ