チェルシーに所属するイングランド代表MFメイソン・マウントが、ミラン戦を振り返った。欧州サッカー連盟UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)・グループE第4節が11日に行われ、チェルシーはアウェイでミランと対戦。21分にマウントが倒されて獲得したPKをジョルジーニョが決めて先制すると、34分にはマウントのパスを最後はピエール・エメリク・オーバメヤンが流し込み、リードを広げた。試合はこのまま2-0で終了。チェルシーは3-0で勝利した前節に続き、ミランに2連勝し、グループ首位に浮上した。

 ハーフタイムでの交代となったものの、2得点に絡んで勝利に貢献し、この試合の「プレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)」に選出されたマウントは試合後、「ここに来て勝利することは大きなことだ。ファンは常にチームを支えてくれていた。プレイヤー・オブ・ザ・マッチを獲得できたことには驚いたが、チーム全体のパフォーマンスは良かったと思うよ」と喜びを口にした。

 さらに、「最後まで進みたいと思っている。僕たちは優勝候補ではないけど、優勝した時もそうだった」と2020-21シーズン以来のCL優勝を目指していることも明かした。

 また、勝利に貢献したマウントについてグレアム・ポッター監督は「メイソン・マウントは本当に重要だ。彼はイエローカードをもらっていたし、多くの試合に出場していたからハーフタイムで交代させるのが賢明だと思った。彼は素晴らしくいいスペースも見つけた。ゴールをうまく攻撃したし、PKも獲得して常に脅威になっていた。最初から彼には本当に満足している」と賛辞を送った。

ミラン戦の勝利に貢献したマウント [写真]=Getty Images