イングランド代表の右サイドバック(SB)にさらなる不安材料が浮上しているようだ。11日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 イングランド代表の右SBには多くの優秀な選手が存在しており、代表メンバー選出時には誰を招集するかが常に話題となっている。それでも、先日にDFカイル・ウォーカー(マンチェスター・C)が左足そけい部の手術を行ったことが発表されたほか、DFトレントアレクサンダーアーノルド(リヴァプール)も足首を負傷し、戦線離脱を余儀なくされるなど負傷者が相次いでいた。

 このような状況のなか、チェルシーに所属するDFリース・ジェームズも11日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループE第4節のミラン戦に先発出場していたものの、62分に負傷交代を余儀なくされていた。

 歩きながらピッチを後にしていた同選手の状態についてチェルシーグレアム・ポッター監督は「リースは大丈夫であることを願っている。これ以上のことを言うのは時期尚早だし、24〜48時間は必要だ」と軽傷であることに期待を寄せたが、同選手の負傷度合いには注目が集まっている。

 イングランド代表を率いるガレス・サウスゲート監督は来週にも暫定的なFIFAワールドカップカタール2022メンバーを発表する予定となっているようだが、負傷者が続出している右SBには誰が選出されるのだろうか。

負傷交代となったR・ジェームズ [写真]=Getty Images