千鳥の大悟とノブがMCを務めるレギュラー番組「チャンスの時間」(毎週日曜夜11:00-0:00、ABEMA SPECIALチャンネル)の10月9日の放送回では、スタジオゲストに女優の箭内夢菜を迎え、きしたかのが新型iPhone発売の行列に並び、さまざまなメディアから取材を受け、テレビやネットのニュースに取りあげられることで、“一躍、時の人”となることを目指すチャレンジ企画「きしたかの日本最速iPhoneチャレンジ」を行った。

【写真】きしたかのの高野正成の挑戦を見届ける千鳥のノブ

今回の挑戦では、きしたかののツッコミ担当の高野正成が、新型iPhone発売の行列の先頭に立ち、かつ、いちばんに新型iPhoneを手に入れることで、取材に集まったさまざまなメディアにその姿を取りあげてもらおうという目論見のもと、行列の先頭を勝ち取るべく、発売の3日前から東京・表参道アップルストア前で待機を開始した高野と、相方の岸大将は、着替えや快適グッズなどの買い出しでサポートする。

■チャレンジ初日

チャレンジ初日の夜に、高野がTwitterでつぶやいたひと言をきっかけに、2日目以降から投稿を見た芸人やファンが応援に駆けつけてくれるという奇跡が発生する。

三四郎やかが屋、ウエストランドの井口浩之、モグライダーのともしげ、ヒコロヒーなど、多くの芸人仲間が応援に訪れ、発売日までの3日間で、約40人の芸人と、ファン約120人が激励に集まるという感動のドラマとなり、「#高野のiPhone」のハッシュタグがTwitterで2日連続トレンド入りするなど、予期せぬムーブメントを巻き起こした。

■4日目の朝

そして、並び始めてから4日目の朝、いよいよ発売日を迎え、「“3日間並んだ”っていうこと、“いちばんになった”っていうこと、“いろんな方の助けがあった”っていうこと、(インタビューでは)このへんはしゃべりたいと思います」と高野は、発売の瞬間に殺到するであろうメディアへの対応を考える。

発売まであと2時間となったところで、店員からの誘導があり、達成感あふれる表情で店の前へと移動する高野だったが、そこで購入はアップル指定の決済方法でしかできないことが発覚する。クレジットカードで支払うつもりでいた高野は、後払い決済サービス「ペイディ」に登録すれば購入できると説明を受け、その場で「ペイディ」に登録する。

その後さらに、販売開始の朝8時にいちばん乗りで購入するためには、オンラインでの事前購入予約が必要だったということも明らかになり、この瞬間に「きしたかの日本最速iPhoneチャレンジ」の夢は消滅となり、「いい加減にしろよ、この野郎」「何、考えてんだよ」とスタッフに激ギレする高野だった。

しかし、購入予約できた朝11:45に近づいた頃、並んでいた列から突然、スタッフの元へ戻ってきた高野が、困惑した様子で見せたスマホ画面には、「ペイディ」の利用を見送るという文章が記されており、まさかの「ペイディ」審査落ちというオチとなる。がっくりと肩を落とし、「元々、買えないのに並んでた」「いろんな人を巻き込んだ時間つぶしだった」と高野は半べそ状態で叫んだ。

高野の挑戦を見届け、ノブは「すばらしいストーリーでした」と、大悟も「こんなきれいなオチ、初めて」と絶賛していた。

千鳥のレギュラー番組「チャンスの時間」/(C)AbemaTV,Inc.