株式会社WOWOW(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 田中 晃、以下「WOWOW」)の事業局事業部に所属する鷲尾賀代チーフプロデューサーが、10月5日に発行された米国ハリウッドリポーター誌の「The20 Most Powerful Women in Global Entertainment:全世界のエンターテインメント業界で最もパワフルな女性20人」に選ばれました。昨年に続き2年連続の選出となります。(2021年10月15日既報)

ハリウッドリポーター誌は、今回選ばれた20人の女性を、「(ナイジェリアの都市)ラゴスからロンドンまで、現状に挑戦し、世界が注目するものを形作っているエグゼクティブたち」と評価しています。

鷲尾の他、世界から選出された女性は、MGMインターナショナル・テレビジョン・プロダクション社長のローラ・バウアーや、「The Crown」などのヒット作を持つNetflixオリジナルシリーズ担当副社長のアン・メンサNetflixと映画とテレビに関する契約を結んだアフリカ初の会社となったEbonyLife Mediaの創設者モ・アブドゥらがいます。

ハリウッドリポーター特集誌面トップ画像
(左から時計回り
ローラ・バウアー Rola Bauer MGMインターナショナル・テレビジョン・プロダクション社長(ドイツ
・アン・メンサ Anne Mensah Netflixオリジナルシリーズ担当副社長(英国)
・モ・アブドゥ Mo Abudu EbonyLife Media創設者(ナイジェリア)
・アパルナ・プロヒト Aparna Purohit Amazon インド オリジナル部門責任者(インド
ジェイ・ハント Jay Hunt Apple ワールドワイドビデオ、欧州担当クリエイティブディレクター(英国)
・鷲尾賀代 WOWOW 事業局事業部チーフプロデューサー(日本)

ハリウッドリポーター誌の記事では、これまで鷲尾が手掛けたグローバルなコンテンツ共同制作の実績をはじめ、アメリカではHBO Maxが配信したマイケル・マン監督の話題のドラマ「TOKYO VICE」にWOWOWが参加することに尽力したことが紹介されました。

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ハリウッドリポーター 鷲尾チーフプロデューサー紹介記事】
※画像・英文はハリウッドリポーター誌より引用

WEBページ:The 20 Most Powerful Women in Global Entertainment - The Hollywood Reporter
Kayo Washio

Washio began her career at Wowow, Japan's leading pay TV broadcaster, with double duties: She worked inthe company's sales division, taking titles to international markets, and she acted as an interviewer forWowow's movie channel, hosting sit-downs with A-list Hollywood stars as they introduced their projects tothe Japanese audience.

As her relationships in the U.S. flourished, she arranged for Wowow to co-produce a number of prestigiousdocumentary projects, such as Martin Scorsese's The New York Review of Books: A 50 Year Argument andRobert Redford and Wim Wenders' six-part TV series Cathedrals of Culture. Washio also got Wowowinvolved in co-producing high-profile Hollywood titles, such as HBO Max's Japan-set yakuza thriller TokyoVice, which was recently renewed for a second season.

Of her proudest achievements over the past year, Washio says she was gratified to see lobbying efforts tothe Japanese government pay off, with Tokyo Vice receiving a first-of-its-kind $700,000 location incentive,but most of all that the Japanese audience found the show to be culturally authentic - still a rarity for muchJapan-set Hollywood content.

【日本語訳】
鷲尾は日本を代表する有料放送局であるWOWOWに入社し、キャリアをスタートさせました。営業部門に所属した後、WOWOWの番組でハリウッドスターとの対談を担当し、日本の視聴者に向けて彼らの作品を紹介する役割を担いました。

アメリカとの関係が深まるにつれ、彼女はWOWOWの共同制作プロジェクトとしてマーティン・スコセッシ監督の「ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス 50年の挑戦(The 50 Year Argument)」など、名だたるドキュメンタリーを手掛けました。マーティン・スコセッシ監督の「ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス 50年の挑戦(The 50 Year Argument)」、ロバート・レッドフォードヴィム・ヴェンダースの6部構成のテレビシリーズ「もしも建物が話せたら(Cathedrals of Culture)」などを共同制作し、また、日本を舞台にしたHBO Maxのヤクザスリラー「TOKYO VICE」(最近シーズン2の制作が発表された)など、ハリウッドの話題作にWOWOWの共同制作としての参加を実現させました。

この1年で最も誇りに思うことは、日本政府への働きかけが功を奏し、「TOKYO VICE」に1億円の大型映像作品ロケ誘致支援費用が交付されたこと、そして何よりも、日本が舞台のハリウッド作品ではまだ珍しいことですが、日本の視聴者がこの番組は文化的に本当の日本が描かれていると感じてくれたことがうれしいと鷲尾は言います。

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鷲尾は、2011年にWOWOW LA事務所に代表駐在員として赴任以来、2021年の LA事務所閉鎖まで米国で活動しました。活動拠点を日本に移した現在も意欲的に国際的な作品プロデュースや洋画配給に従事しています。現在手掛けている作品は以下です。

ハリウッド共同制作オリジナルドラマ「TOKYO VICE」 WOWOWオンデマンドで配信中

WOWOW初のハリウッド共同制作オリジナルドラマ。WOWOWとHBO Maxが共同制作する「TOKYO VICE」は、東京に警察担当の新米記者として赴任したジェイクが特ダネを執拗に求めて危険な裏社会へと踏み込んでいくさまを描いた、超大作ドラマシリーズ。エグゼクティブ・プロデューサーとしても参加し第1話を監督したのは、伝説の TVシリーズ「特捜刑事マイアミ・バイス」(1984~89)を製作し、『ヒート』(1995)や、アカデミー賞監督賞ほか7部門ノミネートの『インサイダー』(1999)、『マイアミ・バイス』(2006)などを手掛けた名匠マイケル・マン。「私たちは1990年代終わりの大都会東京の本当の姿を浮き彫りにした作品を作りたいと思っている」とその強い想いを語っている。
この作品に鷲尾はエグゼクティブ・プロデューサーとして参加している。

監督:マイケル・マン ほか
出演:アンセル・エルゴート、渡辺謙、菊地凛子、伊藤英明、笠松将、山下智久

■映画『Tell It Like A Woman』(原題)/短編「私の一週間」公開時期未定

各国の社会問題をテーマにした七つの短編から成るアンソロジー映画『Tell It Like A Woman』(原題)。各国を代表する女性監督が実力派女優と紡ぎ出すヒューマン・ストーリーから成るこの企画には、ジェニファー・ハドソンエヴァ・ロンゴリア、マーシャ・ゲイ・ハーデンらが出演し、監督としてキャサリン・ハードウィック、タラジ・P・ヘンソンらが参加している。WOWOWは七つの短編のうちの一つ「私の一週間」を製作・プロデュースしており、映画『Tell It Like A Woman』の劇場配給権を含む日本国内における全権利を取得している。
鷲尾は『Tell It Like A Woman』(原題)と短編「私の一週間」ともにプロデューサーとして参加している。

短編「私の一週間」 監督:呉美保 主演:杏

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WOWOWは、今後もグローバルな視点に立ちながら、才能ある国内外のクリエーターたちと積極的にパートナーシップを構築し、オリジナルコンテンツの充実を図ってまいります。

配信元企業:株式会社WOWOW

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