セリエA指揮官の年俸ランキングが判明した。

今季のセリエAは全20チームが9試合を消化した段階で、無敗のナポリが首位に。2ポイント差でアタランタが追走し、ラツィオウディネーゼと続く。ここ2シーズンの覇者であるミラノの2強や、年々下降線をたどるユベントスがトップ4に入れていないのが特徴的だ。

そんななか、イタリアCalcio e Finanza』が報じたのが、セリエAにおける指揮官の年俸ランキング。1位はジョゼ・モウリーニョ監督(ローマ)とマッシミリアーノ・アッレグリ監督(ユベントス)というイタリアでの実績が十分な2人で、ともに700万ユーロ(約10億円)で並んでいるという。

3位がシモーネ・インザーギ監督(インテル)の550万ユーロで、ステファノ・ピオリ監督(ミラン)は400万ユーロで4位にランクイン。首位ナポリを率いるルチアーノ・スパレッティ監督は300万ユーロで5位タイに、アタランタジャンピエロ・ガスペリーニ監督は220万ユーロで7位となっている。

一方、現在セリエAで4位と躍進するウディネーゼ指揮官アンドレア・ソッティル監督はわずか30万ユーロ(約4200万円)で18位。自身の数十倍もの年俸の指揮官らが率いるクラブを抑えての上位進出は、見事な手腕だと言えるだろう。

また、2022-23シーズンにおける指揮官20人の年俸総額は4280万ユーロ(約61億円)で、昨季の4000万ユーロから増加傾向にあるとのことだ。

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