俳優の高杉真宙が主演を務め、ヒロインを関水渚が演じる映画『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』より、主人公・俊英を演じる高杉と親友・洋司役のDJ松永(Creepy Nuts)が共演する本編映像が公開された。

【動画】映画『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』友情が光る本編映像

 本作は、偶然のいたずらでひとつ屋根の下で暮らすことになった2人の恋と、家族のつながりを描くハートウォーミング・ラブストーリー。主人公・俊英役に高杉真宙、ヒロイン・亜子役には関水渚を抜てき。さらに、石橋蓮司、芹川藍、水島かおり、小野ゆり子、そして劇場映画への出演が初となるDJ松永ら個性豊かなキャスト陣が集結した。

 海辺の町の小さな診療所で働く医師の俊英(高杉)は、感情表現が苦手だが優しさを隠した若者。ある日、かつて一目ぼれした女性とそっくりな亜子(関水)がやってくる。俊英の祖父であるじいさん(石橋)の一言で、俊英と亜子は一つ屋根の下で一緒に暮らすことに。憧れの女性を前に、胸ときめく生活をスタートさせた俊英。しかし、亜子は感情の赴くままに破天荒な行動を繰り返す“こじらせ女子”だった…。

 解禁された本編映像は、俊英のもとを親友で心療内科医の洋司(DJ松永)が訪れるシーン。家にやってきたものの、体調を崩した亜子を看病することになった俊英。そんな俊英を見て洋司は「お前もあんなに慌てることあるんだな」とポロッと一言こぼす。さらに亜子を心配するじいさんにも感謝を伝える俊英を見て、いつもと違う彼に驚いた様子。

 洋司は、普段口数の少ない俊英が、亜子がやってきたことで感情をあらわにしたり、素直に気持ちを伝えたりと、気心知れた親友だからこそいつもと違う彼の“変化”に気づいていた。さらには亜子がかつて俊英が一目ぼれした女性だということも知っているようで、同じ医者として、また親友として俊英を支える頼もしい洋司が、これから一緒に住むこととなる俊英と亜子にとって、どのような存在になっていくのか?

 HIP HOPユニットCreepy Nutsとして活躍するDJ松永は、世界最大規模のDJ大会「DMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPS 2019」で優勝し、世界一のDJに。そんな大舞台を経験したDJ松永でさえ、初めての劇場映画の撮影現場は「衣装合わせから緊張した」そうで、洋司を演じるにあたっては「自分の仲の良い友達をイメージして、引き出しの中の“親友”というものをおろして演じました」と独自の役作りを明かす。さらに自分以外の人を演じるのではなく「自分でいくしかないなと思って挑んだ」と、自然体な“自分”で撮影に挑んだのだという。

 そんなDJ松永の演技を長崎俊一監督も大絶賛。DJ松永との共演について高杉は「映像で見ていた雰囲気そのままの方だったので、演技していてもすごく自然に会話ができました」と明かす。初共演の高杉とDJ松永、お互いに現場では「もっと話したかった」と悔やむ。DJ松永は、現場に慣れている高杉や関水が温かい現場作りをしてくれたからこそ、緊張も少なく撮影に臨めたと振り返る。

 映画『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』は、10月14日より全国公開。

映画『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』場面カット (C)2022『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』製作委員会