トム・クルーズ

いくつになっても甘いマスクと鍛え抜かれた肉体美で、世界中のファンを虜にし続けるハリウッド・スターのトム・クルーズ。60歳の彼は今後、宇宙での撮影を本格的に始動させるという。『Daily Mail』や『NEW YORK POST』など海外メディアが報じた。


■『トップガン』がいまだヒット中

トム・クルーズが主演を務め、公開から5ヶ月がたつ映画『トップガンマーヴェリック』は、いまだに世界中で愛されており、興行収入もなんと約2,100億円を突破した。

トムは出演するアクション映画で、どんなに激しいシーンでもスタントマンに頼ろうとせず、本人が演じることでも有名だ。そんなトムの新作は、なんと「宇宙」が舞台。成功すれば、国際宇宙ステーションの外で宇宙遊泳をする世界初の民間人になるという。


関連記事:LiLiCo、来日中のトム・クルーズの神対応に感激 「こんな人いないよ」

■映画界としても初の試み

同映画は2020年、イーロン・マスク氏がCEOを務めアメリカ・カリフォルニア州を本拠地とする航空宇宙メーカー『スペースX』が、米航空宇宙局(NASA) とパートナーシップを結んだことにより、急きょ話が持ち上がった。

計画では監督にダグ・ライマン氏、主演にトム・クルーズの名が挙がり、そこにふたりが同意のサインをしたと報じられている。

■ディレクターも大絶賛

なおライマン氏とトムは『エッジ・オブ・トゥモロー』や『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(ともに2014年)、『アメリカン・メイド』(2017 年)など、これまでにも多くの作品でダックを組んできた。

ライマン氏は以前、「トムが今も変わらずスーパースターとして輝いているのは、地に足が付いている人間だからだ。出演するすべての映画に対し、彼は熱意を持って全力投球している」と称えている。


■予算は約400億円弱

同映画でトムは、自分が地球を救える唯一の人物であることに気付き、宇宙に行き敵と戦うことを決意する男性を演じる。出演料は6,000万ドル(日本円で約88億円)、さらに制作の予算として2億ドル(約300億円)が組まれているという。

世間からは「舞台だけでなく、予算や出演料まで規格外」「トム・クルーズの作品は外れがない」と歓喜の声が上がっており、早くも公開を心待ちにするファンが続出している模様だ。

・合わせて読みたい→火将ロシエル、『トップガン』映画館での感動体験を報告 「信じられない…」

(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ

トム・クルーズ、『トップガン』ヒット中に新作始動 民間人初の宇宙遊泳に挑戦か