深海産業が常識を覆す新たな取り組みで「東京インターナショナルギフトショー グランプリ」を獲得しました。



■ 企業名  深海産業有限会社(https://fukami1178.jp/)
■ 事業内容  棕櫚縄・棕櫚箒・棕櫚製品・国産シダ箒・麻製品・天然養殖縄、緑化資材全般・山産物の卸売り及び販売
■ 代表者  代表取締役 深海 寛昭(ふかみ ひろあき)
■ 所在地  〒642-0024 和歌山県海南市阪井1391-4


新しい伝統帚「新・棕櫚箒 ~Fukami Broom~」とは


【商品名称】
新・棕櫚箒 ~Fukami Broom~
【商品概要】
古くから伝わってきた伝統帚を当社が新たな技法を加えて「トレシアシリーズ」として発売
していました(こちらは後述します)。このトレシアシリーズをさらに進化させ、箒の柄の部分に日本3代漆器の一つの紀州黒江塗を塗り意匠性を高め雑菌の増殖を防ぎ、さらに繊維(箒の毛)の穂先部分にコーティングを行うことで、耐久性の向上や掃きやすさの向上(髪の毛をリンスするイメージ)させた箒。この箒の開発を当社が実施。
[ 東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2022 ] でのグランプリ結果
https://www.giftshow.co.jp/tigs/94tigs/2022autumn/index.htm
【本商品開発でコラボレーションした「和歌山の漆塗り職人」】
藤井 嘉彦さん(ふじい よしひこ
1965年 和歌山県生まれ。家業の漆器業の修業のため、単身、中東・アメリカ・ヨーロッパを見聞し、漆器製品の輸出や百貨店での展示などを手掛ける。漆塗りの技術をインテリアへとの想いから2001年に「塗り工房ふじい」を設立。漆技塗りを広めるべく、積極的に活動している。深海耕司との出会いによって伝統箒の共同開発にも参画。
【開発完了日】
2022年7月
【本格販売開始日】
2022年11月1日(まずは以下の自社公式ECサイトで販売開始)
https://syurosidahouki1178.jp/
【売価】
¥66,000(税抜)


「深海産業有限会社」とは元々どういった”ほうき屋さん”なのか


深海産業は、1950年頃に創業者の深海洋治が自宅において棕櫚縄の生産を開始した事が起源です。そこから緑化資材等の販売を行うと同時に国内では生産者が激減している棕櫚箒(しゅろぼうき)の製造販売も行っておりました。しかし、家庭で箒を使うという文化がだんだん希薄化してきた近年は売上は下がり続けていました。しかし今は、新たな試みを行い、多くの注目を浴び、売上がV字回復し伸長し続けています。


深海産業の箒事業拡大の、2つのターニングポイント


■1つ目のターニングポイント(伝統にとらわれない体制を創りトレシアシリーズを開発)


現代表の息子である深海耕司(ふかみこうじ)[38歳]が箒職人の文化を途切れさせてはいけないと、2020年「箒職人育成プロジェクト」を立ち上げた事です。これは、棕櫚箒職人が減少傾向にあり、国内生産の棕櫚箒が途絶えそうにある今、年齢・性別・経験の有無を問わず、箒作りのノウハウと共に、手づくりの素晴らしさを後世に繋げていけるよう、惜しみなく箒作りを伝えていくプロジェクトです。昔は職人としてば数十年の修行の元にようやく一人前になる事が要求されていました。しかし、今、それをやっている時間はありません。深海耕司は、異業種の様々な人材にも声をかけて、感性豊かな独自の「箒職人集団」を創る事に成功しました。
これにより、今までの伝統概念にはない箒商品が開発できる土壌が整いました。



■2つ目のターニングポイント(業界外の一流プロのジョイン)


深海耕司が、外部の多くのプロのマーケターを招聘したという事です。
伝統商品をもう一度ブランドとして親しまれ、販売するためには小手先の手法ではなくゼロからマーケティングを学ぶ必要があると考えた深海耕司は、大手アパレル出身のマーケターや元オリエンタルランドの企画パーソン、伝統品をリブランディングさせた京都の敏腕経営者に至るまで様々な方をゼロからアプローチし、アドバイザーとして関係性を創っていきました。またこの中で一人の「和歌山の漆塗り職人」と出会い、それが3つ目のターニングポイントへと繋がっていきます。


本件に関する報道関係者からのお問合せ先 深海産業有限会社  深海 耕司(ふかみ こうじ) TEL:080-1456-1178  MAIL:fukami-h@image.ocn.ne.jp


深海産業有限会社