実業家のひろゆきこと西村博之氏が10月13日のツイッターで、岸田文雄首相を皮肉った。ひろゆき氏は、時事通信社世論調査で岸田内閣の支持率が27.4%を記録し、初めて20%台まで落ち込んだ報道を受け、「岸田首相は、経済対策を何もしないにも関わらず、息子を秘書にしたりと職権濫用。統一教会問題も放置」と猛批判した。

 岸田首相は「検討」を持ち出し、「やっているフリ」だけを出しているが、実際は何もしていないのではないかというのは、よく聞かれる批判である。ひろゆき氏も同じ想いを抱いているのだろう。

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 ひろゆき氏のツイートは続けて、「国政選挙がないので支持率を気にせずやりたい放題をし尽くして、『選挙に行かないと大変なことになるよ』という大事なメッセージを次世代に伝えているというエクストリーム擁護はどうでしょうか?」と書き込んだ。これはひろゆき節を炸裂させたと言えるだろう。

 「エクストリーム」は、極端や過激などを意味するフレーズ。ひろゆき氏としては、岸田首相が行っている「やりたい放題」は、ある意味では選挙の重要さを有権者に自覚させる「教訓」「良い例」となっているので、それは決して悪いことではないのではと言いたいのかもしれない。もちろんこれは皮肉だろう。

 これには、ネット上で「本当に選挙に行かないと大変なことになりますね」「岸田さん、今、悪政のやりたい放題ですよね。職権濫用です」「何をやっても三年もすれば忘れて自民党に入れる。この習慣覆したいなぁ」といった共感の声が聞かれた。一方で、「いや、息子秘書にしてもいいでしょ……」といった意見も少数派ながら並ぶ形となった。

記事内の引用について
ひろゆき氏のツイッターより https://twitter.com/hirox246

西村博之氏(ひろゆき)