立体感を強調し、より上質で迫力あるスタイルに進化した「タント カスタム」が発売となったばかりだが、ダイハツはアウトドアやキャンプを手軽に楽しめる「タント ファンクロス」を新たに発表した。「タント」といえば、圧倒的な使い勝手のよさが売り。
これがアウトドア仕様となれば、キャンプ最強の乗り物となるのではないだろうか。ダイハツの新モデル「タントファンクロス」の魅力に迫ってみる。
アウトドアユースにばっちりハマる「タント ファンクロス」
「タント」は2003年の発売以来、軽自動車とは思えないほど室内空間の広さと使い勝手のよさが評判となっているモデル。その室内空間の広さをもたらすのが室内高の高さ。スーパーハイト系という新ジャンルを開拓したのが、まさに「タント」だったのだ。
それに付け加え、軽自動車では初となるピラーインドア「ミラクルオープンドア」や、両側パワースライドドアを採用したのも「タント」だ。助手席ドアと左側後方スライドドアのあいだにピラーがないので、大きいモノの出し入れに使い勝手のよく、解放感がある。コレはまさにキャンプにうってつけの特性なのではないだろうか。
タフさを表現したスタイル
「タント ファンクロス」はアウトドアシーンに調和するアクティブ感とタフさを表現。力強いヘッドランプやタフさを表現したフロントグリルやバンパー、レジャーシーンで活躍するルーフレールを装備するなど随所にアクティブ感が溢れる。
キャンプなどで汚れた荷物や濡れたギアを置いても手入れのしやすい撥水加工のフルファブリックシート表皮や、後部座席には防水加工シートバックを採用。
ゲージルームには夜間の荷物の積み下ろしで役立つランプをデッキサイド右側・天井に配置。さらに利便性の高いUSBソケットを標準装備している。キャンプに行きながらのUSB充電なんてことも可能なのだ。
さまざまなシーンで活躍する「タント ファンクロス」
キャンプに行くとなると、往復のドライブから強い紫外線に攻撃される。「タント ファンクロス」はそんなときも安心。フロントドア、リヤドア、バックドアに至るすべてのガラスに360スーパーUV&IRカットガラスを採用。
さらに運転席と助手席にはシートヒーターが標準装備となっているので、秋冬の寒いキャンプの往復ドライブもポカポカ快適で、至極の時間となるだろう。
メーカーオプションでは音声認識とCarPlayのワイヤレス接続に対応した9インチスマホ連携ディスプレイオーディオを用意。Apple CarPlayでのワイヤレス接続に対応し、マルチメディアだけでなくエアコンまで音声操作ができる機能を搭載。これ以上ないほど利便性がアップする。
「タントファンクロス」スペック
タントファンクロスターボ4WD
全長×全幅×全高 3,395×1,475×1,805mm(2WD全高 1,785mm)
車両重量 970kg
エンジン 直列3気筒12バルブDOHCインタークーラーターボ横置
総排気量 658cc
最高出力 47kW(64PS)/6,400rpm
最大トルク 100Nm(10.2kgf•m)/3,600rpm
メーカー希望小売価格 ¥1,930,500(税込)
お問い合わせ先
ダイハツお客様コールセンター TEL 0800-500-0182
URL : https://www.daihatsu.co.jp/lineup/tanto_funcross/
文/矢作優一 画像提供/ダイハツ工業
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