吉沢亮が主演を務める「PICU 小児集中治療室」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)第2話が、10月17日(月)に放送される。

【写真】誰かと電話をする武四郎(吉沢亮)

■「PICU 小児集中治療室」ストーリー

同ドラマは「大規模なPICUの運営は極めて困難」とされる広大な北海道で、吉沢演じる“しこちゃん先生”こと新米小児科医・志子田武四郎が先輩医師らと共に、どんな子どもでも受け入れられるPICU(Pediatric Intensive Care Unitの略称。小児専門の集中治療室)を作るため、そして、1秒でも早く搬送できる医療用ジェット機の運用を実現するために奔走する姿を描く。

“子どもの命”をテーマに「生きるとは」「命とは」「家族とは」という問いに真っ正面から向き合うメディカル・ヒューマンドラマだ。

■武四郎に関わる登場人物を演じるのは…

武四郎が勤務する北海道の丘珠病院にPICUを新設するため、東京からやってくる小児科医・植野元を演じるのは、安田顕。そして、女手ひとつで武四郎を育てた母・南を大竹しのぶが演じる。

また、武四郎の幼なじみ生田絵梨花高杉真宙、菅野莉央が演じる。生田は武四郎が幼い頃からずっと思いを寄せるマドンナ的存在・涌井桃子を、高杉は幼少期から武四郎と兄弟のように育った大親友で救命医として奮闘する矢野悠太を、菅野は武四郎の言動にすかさずツッコむ姉御キャラ・河本舞を演じる。

そのほか、木村文乃が武四郎と共にPICUに配属されてくる救命医・綿貫りさ役で、高梨臨が植野にヘッドハントされ家族で北海道へ移住してきた優秀な看護師・羽生仁子役で、イッセー尾形が稚内市にある古くから続く山田医院の院長・山田透役で出演する。

■第2話のあらすじ

丘珠病院のPICUは、解決のめどすら立たない深刻な人材不足に直面したままだった。武四郎(吉沢亮)は「何かの役に立てるなら」と、休日を返上して出勤する。だが、りさ(木村文乃)や仁子(高梨臨)から「一人にカウントできるとは思えない」「ギリギリ半人前かどうか」などと冷たくあしらわれてしまう。

同じころ、植野(安田顕)は「北海道PICU推進に向けた意見交換会」で北海道内の医師らに協力を呼びかけていた。そこにやってきた札幌共立大学救急科科長の渡辺(野間口徹)は「PICUに必要な経験と実力を兼ね備えるスタッフならば手放すはずはない」と植野に告げる。続けて渡辺は、PICU設置に動いた北海道知事・鮫島(菊地凛子)のことに触れ「彼女がやっていることは、次の選挙に向けての票集めでしかない」と言い放つ。

そんな中、丘珠病院に火傷を負った急患2人が救急搬送されてくる。9歳の姉・莉子(田中乃愛)は軽傷のようだったが、6歳の弟・理玖(中村羽叶)は右肩全体に重度のやけどを負っていた。植野は、東上(中尾明慶)や今成(甲本雅裕)らの協力を得て理玖の治療を開始。武四郎には、姉弟の母・京子(紺野まひる)と莉子についているよう指示する。

――という物語が描かれる。

■武四郎に「しこちゃん先生の成長が楽しみです」の声

公開されている予告映像では、PICUのメンバーが救急搬送されてきた少年と少女を治療するシーンや、植野が「元のように歌うことは難しい可能性があります」と京子に話す姿や、鮫島に「一緒に頑張っていきましょうね!」と話しかけられた武四郎が歩いていくシーンなどが映し出されている。

これらの印象的なシーンに「さまざまなことを考えさせられます」「感動しました」「素敵なドラマです」「しこちゃん先生の成長が楽しみです。頑張れ!」などの声が上がり、どんな物語が待ち受けているのか注目が集まっている。

植野(安田)に笑顔で話しかけられて驚く武四郎(吉沢)/(C)フジテレビ