EXIT兼近大樹

16日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に、お笑いコンビ・EXITの兼近大樹が出演。世間の注目を集めているマイナンバーカードの実質義務化に、持論を展開した。


■ネットからは賛否両論

河野太郎デジタル大臣は13日の記者会見で、現行の健康保険証を廃止、マイナンバーカードと一本化させた「マイナ保険証」に切り替える旨を発表。政府のカード普及策の1つとして、2024年秋までに紙の健康保険証の廃止を目指すとのことだ。

運転免許証についても2024度年末までに一本化を目標とし、現在、さらに時期を前倒しできないかと調整しているという。実質的に、カード取得の義務化となり、世間からは賛否両論の声が上がっている。


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■「まとめたほうが楽」

これを受け兼近は、現状の懸念点として「持ったとしても、使えない場所があったりとか。そのカードのせいで(窓口負担などが)高くなってしまったりもあるんですよね? 全部に普及されてないから」としつつも、「この先はもっと便利になっていく」「変わっていくもの」と一本化にはおおむね賛成の立場を示す。

「(持っていない人を)取り残さないことが絶対」と話し、「カードがいっぱい種類あって。1個にまとめたほうが楽で」「落としたらどうするって言うけど、いっぱい持ってても財布落としたらおじゃんなんですよ」と持論を展開した。

■ギリギリまで申請せず?

しかし一方で、「僕はまだ(カード自体を)持ってないです」とも語る兼近。一本化されていくことを「便利」と考えてはいるものの、その過程、手続きなどが不透明で混乱が生じる可能性があるため、「全部普及して、全部楽になってから」と考えているようだ。

「途中で手続き変更しなきゃいけないとか、ダルいから」「リミットギリギリまで僕は(申請しない)」と語った。


■「そのとおり」の一方…

ネット上でも、さまざまな意見が上がっているこの話題。兼近の持論を受け、視聴者からも「全部統合されたら手続きしたい。かねちーの意見はたしかにそのとおり」「出来上がれば便利になるから、皆が協力しようということですね」「兼近さんの言ってることも分かるけど、政府がここまで個人情報を握ることには抵抗が…」と多くのコメントが寄せられていた。

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(文/Sirabee 編集部・東水 壮太

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