リバプールユルゲン・クロップ監督が、マンチェスター・シティ戦後に喜びを語った。クラブ公式サイトが伝えた。

リバプールは17日に行われたプレミアリーグ第11節でシティと対戦。両チーム大きなチャンスがないまま、ゴールレスで前半を終えると、試合を折り返して53分には相手MFフィル・フォーデンのシュートがゴールネットを揺らすも、直前のプレーファウルがあったとして、得点は認められない。

すると、76分にはブラジル代表GKアリソンパントキックから、相手DFラインの背後に完全に抜け出したエジプト代表FWモハメド・サラーが、相手GKの一対一を冷静に仕留めて、先制に成功。終盤には主審への執拗な抗議によってクロップ監督が退席処分となるなど、苦しい展開を迎えながらも、リードを守り切ったリバプールが前年王者を1-0で下した。

リーグ戦4試合ぶりの白星を挙げたクロップ監督は試合後、開幕から無敗を維持する強敵を相手に、最高のパフォーマンスを見せたと選手たちを称えた。

「素晴らしい。最高だ。シティに対して何もトライもせず、普段通りのプレーをしても、そこから何かを得ることは期待できない。自分たちの限界まで、そしてさらに上を目指してプレーしなければならなかった」

「それこそが我々のやってのけたことだ。我々は非常に良く組織されつつも、とても情熱的に守り抜いた。適切にギャップを埋め、正しいエリアでチャレンジをした。なぜならそれがシティと戦ったときの最大の課題だったからだ」

「彼らはそれでもタッチライン際まで攻め込んでくるし、ボックス内には信じられないほどの数の選手がいる。我々のボックス内、特にゴール前での守備は本当に見事だった。我々は本当によくやった。選手たちは最高のパフォーマンスを見せてくれたし、だから勝てたんだ」

また、終盤の退席処分については「もちろん、レッドカードは私の責任だ。その場の勢いでやりすぎてしまった。誰かに失礼なことをしたとは思わないが、写真を見返すと、あの瞬間の自分の姿は退席処分に値するとわかっている。55年生きてきた自分でもね」とコメント。自身の非を認めている。

サムネイル画像