ELSA(米国カリフォルニア州、CEO Vu Van)は、立命館大学京都府、仲谷善雄総長)が複数学部にてシリコンバレー最先端テクノロジーを駆使したAIによる発音矯正サービスELSA Speakを導入し、英語教育のDX(デジタルトランスフォーメーション)を目指した大規模な実証授業を開始することをお知らせします。

  • 実施の背景
実施の背景2022年度、学校法人立命館では、中期計画「学園ビジョンR2030 チャレンジ・デザイン」で掲げる「テクノロジーを活かした教育・研究の進化」を実現するために「教育開発 DX ピッチ」を実施しました。ELSA Speakを活用した複数学部での実証授業は、生命科学部の山中司教授、木村修平准教授、山下美朋准教授、薬学部の近藤雪絵准教授、言語教育センター三木訓子講師(大阪大学マルチリンガル教育センター助教)をはじめとする英語教員らがシリコンバレー最先端テクノロジーを活用した「大学における新しい英語教育の形」を模索する試みの一環となります。AIにより発話に対して即時的かつ広範(発音、流暢さ、イントネーション、文法、語彙、論理性)なフィードバックを送ることできるELSA Speakの特徴を活かし、大学生の語学学習へ意欲を搔き立て、新しい時代の英語学習を体感してもらいたいと願い、実施に至りました。
山中 司 教授

従来の大学英語教育では、所謂インプット型の授業が主流でした。しかし、近年、グローバル化が進み、生きた英語に日常的に接する機会が増え、学生が英語を習得する意義も、インプット型から「使えるアウトプット型英語」へと進化しています。今回導入を検討しているELSA Speakは、英語の発音指導において、従来のアプリやAI活用ではできなかった音素の部分まで正確に発音を判定し、すぐにその生徒に合ったフィードバックを提示するのが最大の特徴です。生徒達は高性能AIによるフィードバックをもとに、1日10分ゲームをするような感覚で、気軽に発音練習に取り組むことができ、結果的に「英語を話す自信」の向上へと繋がります。

今回の実証授業では、ELSA Speakを大学の授業で活用し、学習成果や学習意欲にどのような変化を引き起こすのかを検証します。日本人英語学習者への持つ、発話への恐れや不安感を払拭し、より質の高いプレゼンテーション能力を養い、社会で使える英語スキルを、学生自身が能動的に体得する授業を目指します。

ELSAについて

ELSA(English Language Speech Assistant)は英語をより正しく、自信を持って話せるようになるためのAIパーソナルコーチアプリです。2015年にGoogleのAI投資部門から出資を受けて以来、100カ国以上の2600万人のユーザーに利用されており、世界のAI企業100にも選ばれた独自の音声認識技術により、学習者は個人のスピーキングの弱み(発音・アクセント・イントネーション・流暢さ・語彙力・文法・論理性)を特定し、短期間で改善することができます。サービスはアストラゼネカやメルセデスベンツをはじめとした世界中の企業から、米国ライス大学やシンガポール南洋理工大学などの教育機関でも採用されています。

立命館大学について

立命館大学は、明治2年西園寺公望が新時代を担う若者を育てるため、御所内の邸宅に創設した私塾「立命館」がはじまりである。また同33年に、西園寺の意志を受け継いだ中川小十郎によって設立されたのが立命館大学の前身「私立京都法政学校」である。その後、私立京都法政専門学校、私立京都法政大学へと名称変更し、大正2年、「私立立命館大学」が誕生。2020年には創立120周年を迎え、現在では、京都、大阪、滋賀の3ヶ所にキャンパスを開設し、より多様でグローバルな学びを実現している。

総長:仲谷善雄
所在地:京都府京都市中京区西ノ京朱雀町1

配信元企業:ELSA Corp.

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