現役最後の試合を終えた元アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインへ古巣のナポリから賛辞が贈られている。
先日に今季限りでの引退が発表されたインテル・マイアミのイグアイン。その最後の試合となったMLSカッププレーオフのニューヨーク・シティFC戦が現地時間17日に行われ、試合後にはピッチにうなだれ、涙する姿が印象的だった。
偉大なストライカーの引退に、発表の際にはレアル・マドリーやユベントス、ジョゼ・モウリーニョ監督など所縁のあるクラブや人物から惜別の言葉が贈られた。ただ、セリエAでシーズンレコードとなる36得点を記録したナポリは無反応だった。
それもそのはず、イグアインは上述の36ゴールを挙げた2015-16シーズンを最後に、当時ナポリの最大のライバルであったユベントスへ移籍。特にファンは完全に裏切られたと敵意や憎悪の感情をあらわにした。
そんな背景もあってか、ナポリはクラブとして沈黙していたが、元エースストライカーが最後の試合を終えた際には、ツイッターを通じて「感動を与えてくれてありがとう! そして幸運を!ピピータ」と、輝かしいキャリアに祝辞を贈った。
ただ、やはりファンの間ではイグアインを称える者と、そうでない者とで意見が分かれているようだ。
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