Disney+(ディズニープラス)」にて、「スター」の日本発オリジナルドラマシリーズ「ガンニバル」が柳楽優弥主演で2022年12月28日(水)独占配信される。原作は2018年の連載開始以来、累計発行部数200万部を超える二宮正明が放つサスペンスコミック「ガンニバル」。今回、実写ドラマの第二弾キャストが発表された。

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■常識が揺るがされるヴィレッジ・サイコスリラー超大作

本作は、外界から閉ざされた村を舞台に常識が揺るがされるヴィレッジ・サイコスリラー超大作。主人公・阿川大悟役には、柳楽優弥。狂気の世界へと誘われて行く警察官を“怪演”する。監督は、片山慎三。脚本をアカデミー賞国際長編映画賞受賞作「ドライブ・マイ・カー」で第74回カンヌ国際映画祭脚本賞を受賞した大江崇允が務め、プロデューサーに「闇金ウシジマくん」シリーズを手掛けた岩倉達哉、「ドライブ・マイ・カー」でアカデミー賞国際長編映画賞を受賞した山本晃久ら日本のトップクラスのクリエイターと俳優が集結した。

本作は、10月24日(月)より開催される第35回東京国際映画祭への正式出品も決定し、ワールドプレミア上映も実施される。

■笠松将・吉岡里帆ら、追加キャストが解禁

今回、大悟の家族と供花村(くげむら)を支配する後藤一族らのキャストが発表された。後藤家は、本作の舞台となる都会から遠く離れた山間にある供花村(くげむら)を支配する一族である。

次期当主・後藤恵介役を演じるのは笠松将。笠松が演じる後藤恵介は、代々続く村の掟を忠実に守る非常に冷静沈着な男だが、後藤家を守るためには何をするかわからない危うさを持つ役柄だ

大悟の妻・阿川有希(ゆうき)役を務めるのは吉岡里帆。柳楽とは、ドラマ「ゆとりですがなにか」以来およそ6年ぶりの共演だ。吉岡が演じる有希は優しい妻であり、母親であると同時に気が強く、家族にとって頼りがいのある存在だ。

また、後藤家一族に倍賞美津子、村人のリーダー的存在に中村梅雀、そして酒向芳、六角精児ら演技派俳優が参戦する。

■笠松将コメント

原作の面白さをより強く感じてもらえる映像作品になることを志しました。「後藤恵介」というキャラクターの葛藤が、撮影中の自分自身の葛藤ともリンクして、迷いながらも少しずつ答えを出していったように思います。いや、答えを出すしか無かったという方が適切かもしれません。そうやって追い込まれたことを、自分でも自然と受け入れて、僕を更に高みに引き上げてくれる「後藤恵介」を演じられたことが、30歳を迎える僕にとっていい出会いでした。楽しみにしていただけると幸いです。

吉岡里帆コメント

日本各地に残る祭りや儀式といった独自の文化や風習と、ファンタジー色の融合が絶妙な本作。原作を読んだ時の"身の毛がよだつ"という感覚を映像に落とし込める事にワクワクしました。家族の再生物語というベースを大切にしながら、現場では主演の柳楽優弥さんを筆頭に監督やスタッフの皆さんと丁寧に撮影してきました。先日東京国際映画祭への正式出品が決まったとの報告を聞き、これ以上ない場所でワールドプレミアを行えることが本当に嬉しいです。サスペンスとしての構造と、バイオレンス描写のオリジナリティ、登場人物達の心の揺れ方はきっと原作ファンの方にも初めて作品に触れる方にも前のめりになりながら見て頂けるのではないかと思っております。

「ガンニバル」に笠松将&吉岡里帆ら/(C)2022 Disney