かまいたちがMCを務めるレギュラー番組「ぜにいたち」(毎週月曜夜11:00-0:00、ABEMA SPECIALチャンネル)の10月17日の放送では、ゲストに鬼越トマホークを迎え、アングラ業界の裏側に迫るトーク企画「アングラ座談会」で、現在は更生している元薬物中毒者の3人が登場し、薬物の危険性を明かしていった。

【写真】「ぜにいたち」にゲスト出演した鬼越トマホーク

■「アングラ座談会」

まずは薬物に手を出したキッカケについて、3人中ふたりが「中学生時代にまわりがシンナーを吸っていて、やっていないことで仲間外れになるのがこわかった」と話すと、想定外の低年齢での使用に、かまいたち鬼越トマホークは驚く。思わず自身の中学生時代と照らしあわせ、濱家隆一は「丸坊主で野球をしていたな…」とふり返る。一方で、鬼越トマホークのふたりは「今はこんな見た目でやってますけど、おたがい中学生の時は女子にイジメられてました」と、金ちゃんは「当時、体重が105キロくらいあったので、“臭玉”ってあだ名がつけられていた」と切ないあだ名を明かし、坂井良多も「授業中に僕のまわりにハエが“プ~ン”とたかって、頭に“ピトッ”と止まったので、中学初めてのあだ名が“プ~ンピト”になった。あだ名が擬音っていうのは初めて(笑)」と語った。

そんな中学生時代を送っていた坂井は、「仲間が『やってみろ』って言ったら、断れずにやっちゃう状況はわかるような気がする」とつぶやき、山内健司も「小さい頃ってそうかもしれん」と考えこんでいた。

■「にせもの感がある」

また、薬物が身体におよぼす影響が赤裸々に語られると、鬼越トマホークのふたりは神妙な面持ちで話を聞く。その表情を見た濱家は、「こんなに小さくなっている鬼越はなかなか見ない」とツッコミを入れると、金ちゃんは「僕ら、こういう見た目でやっているんですけど、本当はこわい話が苦手なんです」と体を縮こめながら告白する。山内は「にせもの感がある(笑)」と強面なルックスに反面して、弱気な鬼越トマホークをからかうと、坂井は「すごいにせものなんですよね…」とすんなりと認め、これを受けて濱家は、「かわいらしく見えてきたもんな」と声をかけ、緊張ムードのスタジオになごやかな空気をもたらせた。

座談会によって、改めて薬物の危険性を理解したかまいたちは、「ぜったいに手を出したらダメなもの」「想像以上で漫画の世界みたいだった」とリスクや脅威を訴えていた。

かまいたちがMCを務めるレギュラー番組「ぜにいたち」/(C)AbemaTV,Inc.