チェルシースペイン代表GKケパ・アリサバラガが、まさに守護神といった活躍を披露している。

19日にプレミアリーグ第12節でブレントフォードと対戦したチェルシー。0-0で推移して迎えた34分に、味方のクロスに飛び込んだブレントフォードFWイバン・トニーにヘディングシュートを見舞われ、あわやの大ピンチを迎える。

だが、ここでチームを救ったのがケパだった。ケパは前節のアストン・ビラ戦でも相手のダニーイングスの至近距離からのシュートを止めるファインセーブを披露し、試合後にクラブも「黄金のセービングだった」と手放しで絶賛。

そして今回もわずか数十センチという至近距離にもかかわらず、驚異的な反応でスーパーセーブ。後半も安定したセービングで最後までクリーンシートを保ったが、そんな守護神の活躍虚しく、攻撃陣はからきし。試合は0-0のゴールレスドローとなった。

2試合連続の大活躍で、チームも公式戦5試合連続無失点を記録したものの、ケパは満足していない様子。それでも自分のプレーには自信を持っているようで、今後もチームを助けていきたいと意気込みを語っている。

「嬉しくはない結果だね。特に最後の15分から20分間はずっと攻めっぱなしで、決定的な場面もあった。得点すべきだったよ」

「出来るだけ上位で争えるように、上位に食らいついていけるように3ポイントを望んでいた」

「とても調子が良く、自信もついてきたよ。ボールを持っても持っていなくてもね。チームが助けが必要なときは期待に応えられていると思うし、とても嬉しいよ」

「全ての選手が自信と監督の後押しを必要としている。GKだってそう。おそらく絶えず試合に出続けるためには、より重要なんじゃないかな」

「トレーニングはいつも同じではないから、常に注意しておかなければならない。今は自信もあるし、よくやっていると思う。これを続けていかないとね」

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