「化粧の時間が短縮できる」「汗をかいても眉毛が消えない」などの理由から女性に人気のアートメイク。近年は次々と新しい技法が生まれ、より自然な仕上がりの眉毛を求めて多くの女性がサロンを訪れる。そんなアートメイクの一つ「オンブレブロウ(ombre brows)」に挑戦した女性が今月初め、施術から2年が経過した自分の眉毛を披露し「施術を受けようと思っている人は、よく考えるべきよ!」と訴えた。女性にいったい何が起きたのか? 『The Sun』が伝えている。

TikTokerのハンナ・チェンさん(Hannah Chan)が今月初め、眉毛のタトゥー「オンブレブロウ」の施術をした2年後の眉毛を披露し話題となっている。

“オンブレ”とはフランス語で「陰影をつける」という意味で、施術者が手彫りタトゥーを入れる「マイクロブレーディング」とは異なり、機械の極細針を使ってより浅い肌表面にインクを入れていく。そのため施術者のテクニック次第ではパウダーで描いたような自然な印象になり、色持ちもする。

ただどちらの技法も施術者のスキルや経験が出来栄えに反映されるためトラブルも急増中で、ハンナさんの場合、施術後しばらくは茶系の眉毛に満足していたものの、2年経つとインクが酸化し、緑がかった黒色に変色してしまったという。

そして「眉毛の色が濃すぎてしっくりこない」と感じたハンナさんは、レーザー治療によるタトゥー除去を決意、黒くなった眉毛の色が変化していく過程をTikTokの動画で紹介した。

ハンナさんによると最初の治療を終えた後、レーザーを当てた肌はオレンジ色に変色し、2度目でオレンジ色は抜けたものの、少しだけ皮が剥けてしまったという。そして3度目が終わると肌が黄緑色に変色してしまい、「今後も痛い治療を続けなくてはならないの。通常は3~5回の治療が必要らしいけど、10回受けた人もいると聞いたわ」とコメントした。

なおハンナさんの動画を見た人からは「私はメイクアップアーティスト。残念ながら、こういうケースはよくあるの。施術者のトレーニング不足よ」「施術者の技量や製品のリサーチをしっかりすることをお勧めするわ」といった声のほか、同じような悲惨な経験をシェアする次のようなコメントが寄せられた。

「私もマイクロブレーディングをしたことを後悔しているの。しっかりリサーチをしたつもりだったけど、私の今の眉の色はオレンジがかった青色よ。」
「私の場合、タトゥーの色が褪せてオレンジ色。そのうえ眉毛の形まで崩れてしまったわ。」
「私の眉毛は7年間も灰色のままよ!」
「私も眉毛タトゥーが気に入らず、レーザー治療をしたの。でも今も黄緑色で、完全に落とすことができないの!」
「私はマイクロブレーディングの施術を2度受けたわ。そしてレーザー治療をしたけど、今の眉毛の色は最悪よ!」

ちなみにこれらの声に対しハンナさんは「マイクロブレーディングやオンブレブロウの施術を受けようと思っている人は、良く考えたほうがいいわよ。そしてサロンのスタッフには、施術から数年経った実際の写真を見せてもらうこと。またどんなインクを使っているのかも聞くべきね」とアドバイスしている。

画像は『Hannah | women’s dating 2022年10月9日付TikTok「Replying to @Bianca」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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