ミランチェルシーアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤ(21)に関心を示しているようだ。

ミランは精神的な主柱としてもチームを支えてきたエースのFWズラタン・イブラヒモビッチが左ヒザ手術により長期離脱中。今夏にリバプールを退団して加わったFWディヴォク・オリジも負傷に悩まされ、ここまで期待された働きは見せられていない。FWオリヴィエ・ジルーこそ今季公式戦14試合で5ゴール2アシストと健在ぶりをアピールしているが、すでに36歳と無理の利かない年齢になりつつあり、新たなストライカーの必要性が増している。

イタリアカルチョメルカート』によると、ミランストライカー陣の若返りも加味し、ブロヤへの関心を強めているとのことだ。アルバニア代表FWとチェルシー2028年夏まで契約延長したばかりだが、ミランはすでに選手の代理人に接触を図ったという。

チェルシーはブロヤの移籍金として3500万ユーロ(約51億4000万円)程度を要求する見通しであり、他クラブとの争奪戦も予想される中、ミランは今のうちから交渉の土台を築きたい模様。選手本人も出場機会を得るため移籍を希望する可能性は排除していないと伝えられている。

チェルシーアカデミー出身であるブロヤは、昨季レンタル移籍したサウサンプトンで主軸として活躍。今季はチェルシーで主にバックアッパーの役割を担い、プレミアリーグ8試合で1ゴールを記録している。

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