新綱島~新横浜は“東急らしからぬ”運賃額かも。

東急新横浜線の運賃認可

東急電鉄は2022年10月21日(金)、翌年3月開業予定の新線「新横浜線」(相鉄・東急直通線新横浜~日吉間5.8km)について、運賃設定にかかる申請が国に認可されたと発表しました。

新横浜線を利用する場合、設備投資費を回収するため「加算運賃」が適用されます。ただしその設定区間は“新横浜~新綱島”で、新綱島~日吉間には適用されません。

新横浜線の途中駅となる新綱島は、東横線綱島駅と近接した位置にあるため、新綱島~日吉間には加算運賃を設けず、どちらの駅からでも東横線目黒線方面の運賃が同額になるとのこと。綱島~日吉間(東横線)が有効な定期券新綱島駅にて乗降、新綱島~日吉間(新横浜線)が有効な定期で綱島駅にて乗降できるようにするということです。

一方、新横浜~新綱島間の加算運賃は、大人運賃で70円。通勤定期1か月だと2620円になるそうです。同区間と他の区間とにまたがって乗車する場合に適用されます。

工事中の新横浜駅(乗りものニュース編集部撮影)。