10月20日深夜放送の『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送系)で、岡村隆史が1日に79歳で亡くなった元プロレスラー・元政治家のアントニオ猪木さんとの知られざるエピソードを明かした。

 この日の放送はドランクドラゴン鈴木拓と、オリエンタルラジオ藤森慎吾をゲストに迎えて、著名人からキレられた経験が語られた。

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 岡村は『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)で、猪木さんとプロレスをする企画に挑戦した。岡村はスポーツ万能キャラだが、プロレスにはなじみがなかった。岡村は「(猪木さんに)アリキックやったらさ、場外にバーンと落とされて。猪木さん、俺(の頭)持って鉄柱にぶつけたのよ。とっさに俺バーンと手クロスしてあれした(頭を守った)けど、何にも知らん俺をさ。猪木さん、首根っこ掴んで持っていって鉄柱にバーンと」と臨場感たっぷりに語った。

 これには、矢部浩之は「猪木さんからしたら普通やからな、場外乱闘」と話していた。猪木さんの中で、何かのきっかけで、バラエティ番組の企画を越えてプロレスラーとしてのスイッチが入ってしまったのかもしれない。岡村も「あの時ちょっと怒らはった……」と猪木さんからの怒りを感じたようだ。

 また鈴木も、ある番組で「(猪木さんから)叩かれてくださいみたいな演出があって、僕『嫌だ嫌だ』とずっと言っていたんです」と暴露。恒例の猪木さんによる闘魂注入(ビンタ)のくだりがあったようだ。すると、嫌がる鈴木を見た猪木さんが「そんなに嫌がられたら俺も嫌だな」とボソッと話し、その後の収録現場の空気は最悪のものになってしまった。鈴木は「(猪木さんは)すごい怒ってました。その後」と話していた。

 これには、ネット上で「岡村さんへのマジギレ、それこそ、予備校生に腹殴らせた猪木の反射」「岡村さんそんなことあったのか。これはかなり怖い」といった声が聞かれた。

ナインティナイン・岡村隆史