布団に入り眠りにつこうと思ったら、嫌なことやつらいこと、失敗したことなどが突然脳裏に浮かんでしまい、いっこうに眠気が訪れない。そんなときいったいどのように過ごせば良いのだろうか。
■失敗が気にかかり夜眠れない
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,686名を対象に実施した調査では、全体で79.0%の人が「失敗が気にかかり夜眠れなくなったことがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は72.8%、女性は84.7%という結果になっている。
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■考えすぎて目が冴えてしまう
編集部が話を聞いた30代の男性は、「上司が細かい人で、何かとダメ出しや叱責されることが多く、寝る前に思い出してしまうとなかなか寝付けないことがあります」と述べた。
1度思い出すと、ネガティブな感情を落ち着かせようと改善できることをあれこれ考えてしまうため、次第に目が冴えてしまうという悪循環から抜け出せないのだそう。
■辞書で調べるほど気になる
普段から眠りが浅いという70代の女性は、「夜中にふといろんなことを思い出しては、ああすればよかったこうすればよかったと考え始めて目が覚めてしまうことがよくあります」と語った。
この女性はほかにも、言葉の意味や漢字など、思い出せなくて気になることがあると、辞書まで引っ張り出して調べてしまうそうだ。
■無理に眠ろうとしないで
一生付き纏う睡眠問題。「眠れなくなったときには無理に眠ろうとしないほうがいい」といった意見を提唱する産業医もいるそう。
余計な情報を得ていろいろと考えすぎると目が冴えることもあり、スマホやPCなどを見るのも良くないという。また、無理に布団に入らず、ストレッチをしたり音楽を聞いたりするなど、リラックスして心を落ち着かせることが大切だそうだ。また、プレゼントや誰かを喜ばせることなど、楽しいことをイメージするのも良いようだ。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2022年9月10日~2022年9月20日
対象:全国10代~60代男女1,686名 (有効回答数)
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