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シエンタのフルモデルチェンジ車も生産調整

トヨタが、11月の国内工場の稼働計画を発表した。

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「半導体不足の影響」により、80万台程度(国内約25万台、海外約55万台)になるという。

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同社ウェブサイトではシエンタの工場出荷時期目処は、「詳しくは販売店にお問い合わせください(10/18時点)」という表記になっている。    トヨタ

これを受けて、2022年度通期生産台数は、これまでの見通しである970万台を下回る見込みであることも発表された。

今回発表された11月の生産計画では、人気ミニバン「シエンタ」の生産ラインが調整の対象に入っている。

トヨタ自動車東日本 宮城大衡工場の生産車種

シエンタヤリス・クロス
カローラ・アクシオ、同フィールダー、JPN TAXI

トヨタ自動車東日本 宮城大衡工場の11月の稼働停止日程

1(火)、2(水)、3(木)、4(金)、5(土)

※上記日程のうち、土曜日は1直稼働

シエンタ8月23日にフルモデルチェンジ車が発表・発売されたばかりの注目車種。

通月販売の初月となった9月には、登録車の新車販売台数ランキングで6位(7785台)に入り、前年同月比162.0%という好結果を残している。

なおトヨタは今回の発表に際し、次のようなメッセージを添えている。

新型コロナウイルス感染拡大などに伴う部品供給不足による生産計画の度重なる見直しにより、お待ちいただいているお客様や、仕入先及び関係の皆さまにはご迷惑、ご不便をおかけし、改めて心からお詫び申し上げます」

「今後も半導体部品の影響など、先を見通すことが依然困難な状況ではありますが、部品供給を精査・注視し、関係各社と協議しながら、仕入先の皆さまとともにあらゆる対策の検討を進めていくことで、1日でも早く1台でも多くお客様にお届けできるよう、努力してまいります」


トヨタ「新型シエンタ」の生産ライン、11月に5稼働日の停止へ 半導体不足の影響が続く