株式会社クロスメディア・パブリッシング(東京・渋谷区、代表取締役・小早川幸一郎)は、2022年10月21日に書籍『難しくない物理学』を刊行します。昨今よく目にする、Web3.0、半導体、量子コンピューター、暗号技術など、多くのものに応用されている物理学は、さまざまな科学の基礎にあたる理論であり、ビジネスパーソンの新たな必須教養といえます。本書は、人気理系YouTuberの野本麻紀さんが「物理学」の基礎から量子力学や宇宙物理学などを「わかりやすい」とは言い切れないけど、「難しくない」ようにまとめた教養本です。


教養としてアートや世界史を知っているのは、今や当たり前の時代になりました。しかし、どんなに優れたビジネスパーソンであっても苦手な分野が存在します。

そのひとつが物理学なのです。

なぜ、これほどまでに物理学がわかる人が少ないのか? それは、やはり難解な学問のひとつだからでしょう。みなさんも、高校時代の物理の授業に関して、いきなり面食らった経験はないでしょうか? それは、物理学の基礎は謎に満ち溢れていて、「わかりづらい」部分があるからかもしれません。

本書は、そんな物理学を私たちの教養として「取り戻す」ための本です。広範囲な教養が必要とされている現代のビジネスパーソンのために、難しい物理学を、なるべく「数式を使わず」、「難しくない」レベルまでに落とし込みました。
Web3.0、半導体、量子コンピューター、暗号技術など、ITの陰に物理学あり。IT人材に注目が集まり、今や「英語よりも物理学」と言われているように、物理学を知っているのと知っていないのとでは、今後のビジネスでの予測力や判断力に大きな差がつくことは間違いありません。

現代における「新しいビジネス教養」の一つである物理学の基礎を身につけて、最新技術の仕組みを理解しましょう。
  • 本書のダイジェスト

第1章-3 シンプルなものが多様なものを生み出す

◆「たった3種類の粒子から、92種類の元素がつくられる」
宇宙の構成要素はシンプルだった。そして、シンプルなものから多様性が生み出される不思議。

第2章-5 アルベルト・アインシュタイン―常識をひっくり返す

◆「1905年は、特殊相対性理論、光量子仮説、ブラウン運動と物理学にとって重大な理論が次々と発表された奇跡の年といわれている」
今なお、大人気の物理学者の本質をコンパクトにまとめました。

第4章-3 粒子か波か

◆「量子とは粒子と波の性質を併せ持つ」
量子が、「粒子」なのか、「波」なのか、その状態は特定できないという。いったい、何の話なのか説明することは極めて難しい。そのことを図解を交えながら、「わかりやすくはないけど、難しくないように」丁寧に説明しています。


図も使いながら、わかりやすく解説しています。
  • 本書の構成

第1章 物理学の世界観を知ると、眠れなくなる
第2章 カッコイイ物理学者の考え方や言葉
第3章 身の回りにある不思議を紐解く
第4章 ミクロの神秘、量子力学の世界
第5章 やっぱりロマン! 宇宙物理学
  • 著者プロフィール

野本麻紀(のもと・まき)

1983年生まれ。東京都出身。慶應義塾大学大学院理工学研究科修士課程修了。主に半導体物性、結晶工学を学ぶ。富士フイルム株式会社にて研究開発に従事。そのうち3年間は共同研究先の産業技術総合研究所にて過ごす。その後、本社に異動し、技術戦略、新規事業企画に携わる。2018年に退職し、株式会社ビンロージ設立。YouTubeチャンネル「のもと物理愛」にて、物理学が教えてくれる「世界は美しい」をテーマに発信している。「世界の美しさに触れたとき、人の心は豊かになる」を理念とし、Tシャツ等のグッズ製作販売も行っている。

YouTubeチャンネルはこちら
https://www.youtube.com/channel/UC4JkVuxindQ6PI_A9C7b-Lw
  • 書籍情報

『難しくない物理学
著者:野本麻紀
体裁 : A5判 / 256ページ
定価 : 1,628円 (本体1,480円+税)
ISBN : 978-4-295-40752-2
発行 : 株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)
発売日: 2022年10月21日

配信元企業:クロスメディアグループ株式会社

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