俳優の宮世琉弥が、10月8日に千葉・幕張メッセで開催された日本最大級のファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2022 AUTUMN/WINTER」に出演。火曜ドラマ「君の花になる」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の劇中ボーイズグループ・8LOOM(ブルーム)の一員としてライブパフォーマンスを披露した他、ソロでファッションショーステージにも登場し、ファンの目を釘付けにした。
この秋は「君の花になる」だけでなく、放送中のドラマ「闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん」(TBSほか)にもレギュラー出演するなど、役者として引っ張りだこの宮世。
今回、ニューヨークのストリートファッションから影響を受けた韓国発のファッションブランド「NERDY」のランウエー後に宮世にインタビューを行い、役者としての手応えやこの秋冬に挑戦したいファッション、今後の目標などを語ってもらった。
■文哉君が流れを作ってくれた
――「NERDY」のランウエーを終えて、率直な感想をお願いします。
ブランドさんの最後を歩かせていただくということで少し緊張していたんですけど、(同ブランドの)最初に(高橋)文哉君が歩いてくれて、流れを作ってくれたのですごく歩きやすかったです。
――帰り際には笑顔で客席に手を振っている姿が印象的でした。
そうですね。ランウエートップに行くまではクールな感じで、コレクションのテーマに沿って歩いて、最後はやっぱりファンの皆様と久しぶりに会えた喜びが出ちゃって、手を振っちゃいました(笑)。
――そしてとどめに、最後はウインクもされて…。
え!? あ、やってましたね…突発的にやっちゃいました(笑)。
――まさにスターの所業(笑)。その前には8LOOMとして、劇中以外のイベントでは初めてのライブもされましたが、ライブはいかがでしたか?
公開収録以外では実際にお客さんの前でライブを披露させていただくのは今回が初めてだったんですけど、ステージに立ったときはいい意味で「無」になって、集中してパフォーマンスができました。8LOOMY(ファンの愛称)がすごくいっぱいいたのも感じられたので、すっごくうれしかったです。
――こういう大きなイベントでは、やっぱりメンバーの皆さんがいると心強い?
それはもう心強いです。舞台袖ではみんなでハグをして、出番前に円陣を組みました。
――ライブ直前はどういう雰囲気でしたか?
自分たちが頑張ってきたことを信じて、とにかく楽しもう!という感じでした。僕たちが楽しんでいないとお客さんももちろん楽しめないので、絶対に楽しんでいこうという雰囲気に自然となっていましたね。
■これを着ただけで一皮むけられるんじゃないかな
――そして今終えたのが「NERDY」のステージでしたが、この衣装のお気に入りポイントは?
インパクトが強いこの青のダウンジャケットがいいですよね。町中で歩いていても、とても目立つ感じで存在感がありますし、この青の色合いもちょっと高級感があって好きです。普段着で着る人もいると思うんですけど、これを着ただけで一皮むけられるんじゃないかなと思います。
――ダウンは普段着られますか?
結構着ます!冬はTシャツ1枚にダウンを羽織るだけで過ごせるので。室内に入ったらダウンはちょっと暑いので、脱いだときTシャツだとちょうど快適にいられます。
――では、この秋冬に挑戦してみたいファッションは?
ビンテージ系のジャケットとか洋服を着てみたいです。前からちょっとずつ集めていたんですけど、この秋は本格的に集めようかなって思います。
――今年は特にドラマに出ずっぱりでしたし、10月期も2作品にメインキャスト級で出られますが、役者としての手応えは?
手応えといいますか、ただただありがたいという気持ちが大きいです。いろんな役を演じるというのが今年の目標だったので、そういう意味ではすごく振り幅がある役を演じられていて、とても充実しています。自分の目標にしていることが一歩ずつ叶っていると思うので、これからも頑張りたいです。
――多忙な日々だと思うんですけど、今ハマっているものは?
リラックスして音楽を聴くことです。スイッチを切り替えたい時に音楽を聴くと、自然な形で切り替わるんですよ。朝も夜もオン・オフを切り替えるために毎日聴いています。
――ちなみにどういう曲を聴かれるんですか?
朝は結構パーン!とくる激しめの曲なんですけど、夜はちょっとゆっくりめで、夜の町を歩いているような歌詞の楽曲が多いです。スイッチの切り替えだけでなく、いい気分転換にもなります。
――今後の目標を教えてください。
とにかく「認められたい」という気持ちが強いんです。僕のことを好きで付いてきてくださっている方はもちろん、僕のことを知らない方に向けても全力を尽くして、その人の幸せの一つになれたらいいなと思います。
せっかく役者をやらせていただいているので、作品を通してそういう皆様の幸せを生むことができるように頑張りたいと思います。
◆取材・文=ブルータス海田
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