京都市に本部を置く認定NPO法人テラ・ルネッサンス(本部:京都府京都市、理事長:小川真吾、以下 テラ・ルネッサンス)は、第52回毎日社会福祉顕彰(毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団主催、厚生労働省、全国社会福祉協議会後援)を受賞し、10月21日(金)に授賞式に参加しました。その中で、特に国際福祉の先駆的な活動を長年実施し、取組と成果を日本国内での教育に活かしてきたことを評価したとの講評を頂戴しました。国際協力NGOとしては、約四半世紀ぶりの受賞となります。
授賞式では、本賞受賞にあたり以下の3点について講評を頂きました。
2. 多様な取り組みを展開してきたこと
3. 国際福祉での知見を、国内での福祉教育に活かしたこと
授賞式に出席した本会創設者鬼丸昌也は受賞を受けて以下のようにコメントし、今後の決意を述べました。
「テラ・ルネッサンスの創設から21年の歩みは、学び合い・助け合いの21年といえる。東日本大震災の復興支援においては、ウガンダの元子ども兵たちの寄付によって、私たちが勇気づけられ、活動を始めることができた。福祉とは、まさに助け合い・学び合いであることを、支援の対象者から学んだ。これからも、その学びを活動に活かしていく」
- 毎日社会福祉顕彰について
1971年(昭和46年)、毎日新聞社会事業団の創立60周年を記念して創設され、毎年実施している。全国の社会福祉関係者および団体のなかから、特に優れた功績をあげ、社会福祉の発展向上に貢献している個人あるいは団体を表彰し、新しい福祉国家の形成と進展に寄与することを目的としている。
URL:https://www.mainichi.co.jp/shakaijigyo/fukushikensho.html
- テラ・ルネッサンスの取り組みについて
テラ・ルネッサンスは、2001年に当時大学生だった鬼丸昌也がカンボジアにて、地雷被害の大きさに衝撃を受けたことがきっかけで設立しました。地雷や世界の現状を一人で「伝える」ことから始まった活動は、現在世界8か国で、100名を超える職員、インターン、ボランティアによって運営されています。これまでに、アフリカの紛争地で戦うことを余儀なくされた元子ども兵、性暴力の被害女性、大規模災害の被災者など174,000人以上の支援を行ってきました。また、今年2月のロシアによるウクライナ侵攻をきっかけにハンガリーに拠点を設け、ウクライナ避難民支援も実施しています。
【テラ・ルネッサンスの社会福祉への貢献】
1. カンボジア・ラオスの地雷・不発弾被害者、コミュニティへの継続的な社会福祉の向上
2. 「オーダーメイド型」支援による子ども兵および紛争被害者の社会復帰とウェルビーイングへの貢献
3. ビジョン「すべての生命が安心して生活できる社会の実現」の下での多面的な挑戦による国際福祉への貢献
テラ・ルネッサンスは、「すべての生命が安心して生活できる社会の実現」の実現に向け、今後も国内外での活動を継続します。
名称 :特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス
所在地:京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地jimukinoueda bldg. 403号室
URL:https://www.terra-r.jp
理事長:小川 真吾
設立:2001年10月31日(2014年5月30日より認定NPO法人)
事業内容:『地雷』『小型武器』『子ども兵』の課題に対するアジア・アフリカでの支援活動、および国内での『平和教育』を中心とした啓発活動 など
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